テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

「お邪魔しま~す♪」
まったく‥
人の話は聞かない。
守らない。
図々しい
あつかましい。
礼儀を知らない。
これで本当に社会人か?

綺麗な人にもう一度一目会いたかっただけで来てしまった
昨日の今日‥

なつめさんか‥

男だけど‥綺麗な人
思わず吸い込まれそうになったなつめさんの世界

もっと知りたい

なつめさんの世界をもっと知りたい‥


「君!座っていいなんて言ってないから帰りなさい!」

チンと勝手に椅子に座っていた近藤君

「いいんじゃねーの(笑)それよりソレ何?」

「あっああコレか‥」

中を開けてみるとチョコロールケーキとシューアイス?!

「近藤君こんなに寒いのにシューアイスって‥クス」

先生が初めて僕に笑ってくれた

バカだろ

「シューアイス大好きだから買ってきました♪」

ほんとに君は‥変だ!

「君が好きだからって皆好きとは限らないだろ?」

そうかな…?

「チョコロールケーキとシューアイスじゃん♪俺一個も~らいっと♪」

鮫島君が横から袋に手を入れてシューアイスを一つ取り出した

「おー!冷てー!歯に染みるっ」

「シュミテクト!!!」

え!?

「‥アンタ‥‥真面目か?」

鼻ふくらまして言うシューアイス持ってきた人

僕はいつだって真面目だ

「小学生の遠足のお菓子300円までのところ298円でお釣りがきたんだぞ!」

どうだ!参ったか?!

「へー?なっちゃんもシューアイス食う?」

え‥それだけ?
皆すごい!って言うのに…

何なのこの人‥

「河辺は‥あった♪苺味な♪」

苺のシューアイスを渡してくれた鮫島先輩

ぎゅっと握りしめたシューアイス

「バカか!溶けるだろ?」

「あっそっかっ」

急いで食べたら歯に染みた

「イタッ!」

「‥‥‥‥」

「言わねーのかよシュミテクト?」

「俺チョコロール食う‥」

相川はやっぱりチョコか?

僕の隣の席に座ったなつめさん

ドキンドキン

聞こえるかな?
この胸のドキドキ

「ケーキ食べる?」

白い肌に艶のある赤い唇サラサラの黒髪
ヤケに色っぽい首筋 を向けて僕に話かけてきた

「‥‥ッ!」

起ってしまった僕のアソコ

「トットイレ借ります!」

ダッシュでトイレに向かう近藤とかゆう男

「トイレ我慢すると膀胱炎になるぞ‥な?鮫島?」

膀胱炎って相川‥

ストーリーメニュー

TOPTOPへ