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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

まさか?
この合い言葉は‥
くる‥くる‥くる!
キュートなsexyポーズ!

ブスッ♪

え‥?

僕が見た物はキュートなsexyポーズとはかけ離れたケーキにフォークぶっ刺したなつめさんだった

「もらうぞ♪」

チョコロールケーキを丸々持っていって小さく切ってパクッと食べたなつめさん

あー‥一口食べとけば良かった‥

間接キスできたのに‥
間接キス‥間接‥キス‥
キッキス!!!?

ボッと火がふく僕の顔

「暑い?あっ♪ドライアイスぶくぶくしようか?♪」

河辺がキッチンに向かった

ずっとチョコロールケーキ食う俺を見ている近藤とかゆう男


「食う?」

チョコロールケーキをぶっ刺したフォークを僕に向けたなつめさん

相川!?

きたー!

間接キス!

ドキドキする僕の心臓

いいのかな‥
いいのかな‥

えいっいっちゃえー!

「あ~ん♪」


「だよな(笑)マジびびったしっ」

え‥?

「いらねーの?」

なつめさんが持つフォークにはチョコロールケーキがなくて僕のお皿にあった

日高じゃないからって日高にも出来ないけど‥

近藤とかゆう男のフォークで小さく新しく切ってお皿にのせた俺

お皿にのったチョコロールケーキをずっと見ながら考える僕

いやいや待てよ!
あ~ん♪じゃなくてもこれも立派な間接キス!

僕は自分のフォークを持った

震える手

なかなか食べないシューアイス持ってきた変な男

「いらねーなら俺もらうわ」

パクッと食べられてしまったチョコロールケーキ

あーっ‥僕となつめさんの夢の間接キスが‥

「甘めー!なっちゃんよく平気でそんなに食うよな‥」

「お前だってシューアイス食ってたじゃん同じだろ(笑)」

いや‥違うだろ相川
それにシューアイス一個だし


「お待たせ~♪って近藤さん顔色悪いね?大丈夫?」

「いえ‥僕に構わないでください‥」

テーブルの真ん中に置かれた器から白い煙がモコモコと流れ出す
まるで僕の今の心情を表すかのような白い煙

いや‥待て
僕のなつめさんに対するトキメキをのせてなつめさんへと流れてるんだ!

もっと流れろ白い煙♪
「ふーふーふー♪」

「何してんだアンタ?」

ドライアイスを一生懸命ふーふー吹く変な男

「なっちゃん?どこ行くんだよ?」

相川は何も言わず部屋に入って行った

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