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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

なかなか帰ってこない一樹

俺は苛立っていた

「圭太元の席に座れ」

「え~?いいじゃん別に‥俺と小野寺さんの仲だし(笑)」

俺の隣に座ってシャツの上から胸を指でなぞってくる圭太

「いい加減にしろ」

「この間酔った勢いとはいえ俺を抱いたでしょう?クス」

朝目が覚めたら圭太と俺は全裸でloveホテルのベッドの中にいた

全く身覚えがない‥


「小野寺さん?俺Xmasプレゼント欲しい物があるんだよね~?」

小野寺さんのシャツのボタンを外そうとした時

「遅くなってすみません」

小野寺さんのシャツの胸元に指を這わして甘えていた圭太さん

別に俺には関係ない事‥

けど何故かムカムカして仕方がなかった

「俺達も♪」

え!?

グイッと引っ張られて鴨倉さんの太ももの上に倒れてしまった俺

「ちょっと!鴨倉さん?!」

「いいじゃねーか(笑)」

よくないって!


「一樹!」

やっぱりきた。
何で俺だけ怒られなきゃなんねーんだよっ

「あはは(笑)秀一冗談だから圭太こっち来い」

チェッ‥せっかく小野寺さんと2人きりのいいムードだったのに





一旦屋敷に帰って車を止めて玄関を開けると

ワン!

子犬が玄関の前でチンと座っていた

廊下から組長が歩いてきた

「その子犬は日高さんの犬じゃ‥偉いのぉ♪ほらこっちおいで?」

クウン?

組長が手招きしているのにしっぽだけ振って行こうとしない子犬

「組長命令だぞ!行け子犬!」

しっしっと俺がやるとヴー!ワン!と吠えられた

憎たらしい子犬

「高場迎えに行く時連れて行っておあげなさい(笑)」

「へっへい‥」

ヴー!ヴー!

相手は子犬なのに唸って今にも噛みつきそうな子犬

怖えーぜっコイツをどうやって連れて行けと!?





「ごちそうさまでした♪」

河辺が手を合わせた
「鮫島先輩話って何?」

「ちょっと来い…」

俺の手を引っ張って部屋に入った鮫島先輩

「河辺‥遥香さんって知ってるか?」

遥香さん?

「AV男優の?」

知っていたか‥なら話は早い

男同士のsexlifeの楽しみ方って本に載っていた人だよね?

「ごめん!!」

いきなり頭下げて謝った鮫島先輩

「え!?何?頭上げてっ!どうしたの?!?」

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