テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第34章 白先輩と俺と小野寺さんに鴨倉さん

「実は‥」

鮫島先輩が言いにくそうに話出した

「えー!何それ?僕は鮫島先輩が他の人と寝るのは絶対嫌だ!」

「だから最後まではしてないって!話をよく聞け!」

「けど‥遥香さん‥鮫島先輩の好きな人なんでしょう?二度とないかも知れないじゃん…」

日高君との事はさすがに言えなかったが事の馴れ初めを正直に話した俺

「俺は河辺お前が好きだ‥悲しい思いはさせたくない」

「鮫島先輩‥」

鮫島先輩俺も好きだよ

だけど、俺らから言わせたら好きな追いかけてる歌手や俳優や女優さんとヤれるって事なんて絶対ない事ありえない事なのに、それを俺の為に断ろうとした鮫島先輩

あんなにsexが好きなのに…

俺なら隠してやってるかも知れない

鮫島先輩‥どんな気持ちで断ろうとしたんだろ‥

俺はそっちの方が気になるよ‥

「鮫島先輩‥僕も一緒に行く!」

え!?河辺?!

「けどお前‥」

「僕にも考えがあるから連れて行って」

何を考えたんだ?

「わ‥わかった‥」

「話は終わり♪皆のとこ行こう?♪」

河辺に背中押されて部屋を出たら変な男が帰ろうとしていた

「もう帰るのか?」

靴を履いていた変な男が止まった

「帰りますよ?ダメですか?」

ダメですか?って普通はお邪魔しましただろ?
やっぱり変わってる‥

「気をつけて帰りなさい!」

僕を追い出すように背中押す先生

このままでは、また靴を脱いで上がってこられては困る

「あっ先生!」

振り返った近藤君が俺の耳元で小さく言った

「今度発売される新刊にサインくださいね♪」

サイン?

「それじゃ僕帰ります♪おやすみなさい♪」

チラッと部屋の中を見て帰って行った近藤君

「ふー‥」

深くため息ついて玄関の扉を閉めると食パン君がすぐそばにいた

「あっ‥相ちゃん‥食後のシューアイス食べる?!」

何だ?急に‥

「風呂上がってからもらう鮫島河辺?風呂どうする?」

そう言って鮫島君達の元へ歩いて行った
何故俺が緊張してるんだ?

「俺と河辺は後で入るからなっちゃん先に入って来いよ?」

そっか‥

俺も日高と2人で一緒に入りてーな…

って何考えてんだ俺!?

「さっ先に風呂入ってくる!」

日高の事を考えるとドキドキする俺

まるで初めて恋をした感じに似ていた

アイツも今頃風呂入ってんのかな‥

ストーリーメニュー

TOPTOPへ