。+゚僕は君に恋をした。+゚
第8章 モーニング×××
「先輩‥?」
震えている
本当にどうしたんだろ?
すがりつく先輩を身体からゆっくり離すと
目からずっと流れていたと思わせる涙の跡が肌に残っていた
「先輩?何があった?」
先輩は俯いたまま答えない
「何があったんだ?」
肩を揺らし声を荒げると先輩の身体がビクン!と跳ねた
無気力に真っ直ぐ伸びた手に握られていたのは一万円札
切れた唇
流された涙の跡
…‥まさか‥?
「先輩誰にャラれた?」
「‥俺は‥‥‥」
小さな声で必死に伝えようとしてくる先輩
「‥俺は‥汚い‥っ‥‥」
そんな事聞いてんじゃねーよ!
肩を持ちながら先輩を突き放し真っ直ぐ先輩の顔を見て言った
「アンタがそんなんだから俺はほっとけないんだ!俺の目を見ろよ!」
突き放した手で優しく引き戻し優しく優しく包み込んだ
「‥日‥‥高っ‥くっ‥」
俺の胸の中で先輩は声を殺して泣いた
この人はいつもそうやって自分の中で感情を押し込めてたんだ
素直になってほしい時に素直になってくれない
「先輩‥俺先輩が好きだ‥だから話してほしい‥」
先輩はゆっくり顔を上げた
「日っ高‥」
か細い声で言うだけだった
先輩をコンクリートの壁を背もたれにして座らせ俺も先輩の横に座った
優しく肩を抱きしめてあげると頭を肩にのせてくれた
先輩‥俺はそんなに頼りないですか?
こんなに好きにさせといて
先輩は俺に心開けてくれない‥
どうすればアナタは俺を必要としてくれる?
「日‥高‥俺‥」
先輩‥?
ゆっくり顔を上げて俺の顔を見つめる先輩
優しく優しく聞き直した
「先輩‥何?」
「俺‥日高の事‥‥」
話し出したかと思うと目線をそらせた?
先輩?
「何?先輩?」
優しくほっぺたに手を添えたら
いきなり添えた手を振り払われた
「何でもないっ!」
顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がったら
「あっっく‥っ?!!」
え?
先輩が口と後ろを抑えてる?
後ろ?
まさか‥?
「先輩!」
先輩を力いっぱい引き戻し押し倒していた
日高の顔が俺を真っ直ぐ見つめてくる
そんな切なそうな目すんなよっ
「離せっ!どけよっ」
暴れる先輩がほっとけなくて
俺の気持ちを伝えたくて優しく包み込むように抱きしめた
震えている
本当にどうしたんだろ?
すがりつく先輩を身体からゆっくり離すと
目からずっと流れていたと思わせる涙の跡が肌に残っていた
「先輩?何があった?」
先輩は俯いたまま答えない
「何があったんだ?」
肩を揺らし声を荒げると先輩の身体がビクン!と跳ねた
無気力に真っ直ぐ伸びた手に握られていたのは一万円札
切れた唇
流された涙の跡
…‥まさか‥?
「先輩誰にャラれた?」
「‥俺は‥‥‥」
小さな声で必死に伝えようとしてくる先輩
「‥俺は‥汚い‥っ‥‥」
そんな事聞いてんじゃねーよ!
肩を持ちながら先輩を突き放し真っ直ぐ先輩の顔を見て言った
「アンタがそんなんだから俺はほっとけないんだ!俺の目を見ろよ!」
突き放した手で優しく引き戻し優しく優しく包み込んだ
「‥日‥‥高っ‥くっ‥」
俺の胸の中で先輩は声を殺して泣いた
この人はいつもそうやって自分の中で感情を押し込めてたんだ
素直になってほしい時に素直になってくれない
「先輩‥俺先輩が好きだ‥だから話してほしい‥」
先輩はゆっくり顔を上げた
「日っ高‥」
か細い声で言うだけだった
先輩をコンクリートの壁を背もたれにして座らせ俺も先輩の横に座った
優しく肩を抱きしめてあげると頭を肩にのせてくれた
先輩‥俺はそんなに頼りないですか?
こんなに好きにさせといて
先輩は俺に心開けてくれない‥
どうすればアナタは俺を必要としてくれる?
「日‥高‥俺‥」
先輩‥?
ゆっくり顔を上げて俺の顔を見つめる先輩
優しく優しく聞き直した
「先輩‥何?」
「俺‥日高の事‥‥」
話し出したかと思うと目線をそらせた?
先輩?
「何?先輩?」
優しくほっぺたに手を添えたら
いきなり添えた手を振り払われた
「何でもないっ!」
顔を真っ赤にして勢いよく立ち上がったら
「あっっく‥っ?!!」
え?
先輩が口と後ろを抑えてる?
後ろ?
まさか‥?
「先輩!」
先輩を力いっぱい引き戻し押し倒していた
日高の顔が俺を真っ直ぐ見つめてくる
そんな切なそうな目すんなよっ
「離せっ!どけよっ」
暴れる先輩がほっとけなくて
俺の気持ちを伝えたくて優しく包み込むように抱きしめた