
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第35章 先輩‥ごめんね‥
「なっちゃん!やめとけって離せ!」
俺は平然と言った事に腹が立った
そんなヤツに大切な相川は渡せねー
鮫島先輩が引き離そうとするも離さない先輩
「嫌だ!」
先輩の肩に手が触れた
小野寺さんの手?
「離してもらおうか?」
左頬に傷のある長身の男が相川に話かけた
スッと離れた俺
何かヤバイと思った
「離せっ!背高ノッポ!」
バカデカイ背高ノッポにぐっと力いっぱい握られた肩
痛いっ!
腕に力が入んねーっ
離してしまった
日高を抱きしめていた腕
「一樹行って来い」
行かせねーっ
やっと逢えたんだ!
日高が俺から離れていく
嫌だ!
待ってくれっ
がぶっ!
「っ!」
相川が長身の男の手を噛んで走って行った
「頭大丈夫ですけぇ!?」
かっ頭!?
頬に切り傷ヤッヤクザのトップじゃねーか!
おいおい‥相川何て事してくれてんだ!
「河辺っ逃げるぞ!」
逃げるぞって?
「ちょっと待って鮫島先輩っ」
すごく背が高い兄さんが背高ノッポと言った人と目が合った
ニコっと笑ったように見えたその人
ぺこりとお辞儀して鮫島先輩の後を追った
あの人は誰だ?
頭が優しい眼差しで走って行ったガキ共を見つめている
「大丈夫ですけぇ?頭?」
「高場‥青春ってやつはいいな‥」
「は?」
「日高!待ってって!!」
日高の肩を握る事が出来た俺
「何ですか?」
え‥
振り向いた相手は日高ではなかった
「あっ‥」
「だから何ですか?」
振り向いた男の肩越しから見える先には日高がずっと前を歩いていた
「何でもないっくそ!」
「ちょっちょっと」
勝手に髪型変えんなっ
間違えんだろ!
あいつ歩くのも早えーのかよっ
「ハァ‥ハァ‥ひっハァ‥だか‥待ってっくれ」
息切れ切れに追いかける俺
ぐっと掴んだ肩
今度こそ‥ハァ‥日高だハァ‥ハァ‥
「ハァ‥だか‥っなハァ‥逃ハァ‥る?ハァ‥」
ゆっくり振り返ると先輩がゼーゼー息切らして俺の肩に手をやり下向いていた
「本当体力ないな‥先輩は(笑)」
はぁ!?笑うなっ
「ハァ‥ハァ‥ハァ‥ハァ‥」
「先輩?」
肩に手をやった手に触れた日高の温かな手
冷たかった俺の手が温まっていく
「ハァ‥ひ‥だか‥ハァ‥」
俺は平然と言った事に腹が立った
そんなヤツに大切な相川は渡せねー
鮫島先輩が引き離そうとするも離さない先輩
「嫌だ!」
先輩の肩に手が触れた
小野寺さんの手?
「離してもらおうか?」
左頬に傷のある長身の男が相川に話かけた
スッと離れた俺
何かヤバイと思った
「離せっ!背高ノッポ!」
バカデカイ背高ノッポにぐっと力いっぱい握られた肩
痛いっ!
腕に力が入んねーっ
離してしまった
日高を抱きしめていた腕
「一樹行って来い」
行かせねーっ
やっと逢えたんだ!
日高が俺から離れていく
嫌だ!
待ってくれっ
がぶっ!
「っ!」
相川が長身の男の手を噛んで走って行った
「頭大丈夫ですけぇ!?」
かっ頭!?
頬に切り傷ヤッヤクザのトップじゃねーか!
おいおい‥相川何て事してくれてんだ!
「河辺っ逃げるぞ!」
逃げるぞって?
「ちょっと待って鮫島先輩っ」
すごく背が高い兄さんが背高ノッポと言った人と目が合った
ニコっと笑ったように見えたその人
ぺこりとお辞儀して鮫島先輩の後を追った
あの人は誰だ?
頭が優しい眼差しで走って行ったガキ共を見つめている
「大丈夫ですけぇ?頭?」
「高場‥青春ってやつはいいな‥」
「は?」
「日高!待ってって!!」
日高の肩を握る事が出来た俺
「何ですか?」
え‥
振り向いた相手は日高ではなかった
「あっ‥」
「だから何ですか?」
振り向いた男の肩越しから見える先には日高がずっと前を歩いていた
「何でもないっくそ!」
「ちょっちょっと」
勝手に髪型変えんなっ
間違えんだろ!
あいつ歩くのも早えーのかよっ
「ハァ‥ハァ‥ひっハァ‥だか‥待ってっくれ」
息切れ切れに追いかける俺
ぐっと掴んだ肩
今度こそ‥ハァ‥日高だハァ‥ハァ‥
「ハァ‥だか‥っなハァ‥逃ハァ‥る?ハァ‥」
ゆっくり振り返ると先輩がゼーゼー息切らして俺の肩に手をやり下向いていた
「本当体力ないな‥先輩は(笑)」
はぁ!?笑うなっ
「ハァ‥ハァ‥ハァ‥ハァ‥」
「先輩?」
肩に手をやった手に触れた日高の温かな手
冷たかった俺の手が温まっていく
「ハァ‥ひ‥だか‥ハァ‥」
