テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第8章 モーニング×××

「日高‥俺は‥」

ガツッ!ドサッ!

《え?》

教授が殴り飛ばされた

「日高‥」

アンタは黙っとけ!と睨まれる

「アンタ今この人に何させていた!?」

教授は黙ったまま俯いた

「保健室に連れて行くつって嘘ついて。アンタ今ここでこの人に何させていた!?」

教授は黙ったままだった

「何させていた!?って聞いてんだよっ!!」

また日高が殴ろうとした

日高の背中に俺は抱きついた

「‥も‥いいんだ‥日高‥帰ろう‥‥‥」

日高の身体は震えている

握りられていた拳が震えていた






何も話す事がなく

ただ‥ただ‥歩いて校庭を後にし歩道を歩いていたら日高が口を開いた

「先輩‥言い掛けてた事ってこの事だったんだな‥」

歩く足を止めてしまう

「先輩‥辛かったでしょう?」

辛かったのは日高の方だろっ‥

なのに‥

「お前はバカだよ‥こんな俺の事‥」

そう言う俺を引き寄せ強く抱きしめてくれる

頭をくしゃっとされた

「バカなのはそっち。そんなに俺頼りない?」

「‥っく‥俺は‥‥くっ‥‥‥」

先輩がまた俺の胸の中で泣きだした




「先輩!今日は俺の家で飲もうよ♪」

胸の中で泣いていた俺に明るい声で話しかけてくるコイツ‥

「お‥前な‥空気‥読めよっ‥‥」

何が?みたいな顔で返される

「‥‥いいよ‥‥」

俺は知っている

コイツのこうゆう接し方もコイツの優しさだ

コンビニに寄る事にした

ピンロリロリン♪

「いらっしゃいませ~♪」

「先輩?何飲む?やっぱドライ?恵比寿?どれがいい?」

日高と買い物するの初めてだ‥よな‥

「先輩?」

ピトッ

「ひぃっ!!冷てー!お前何すんだっ!!」

コンビニの冷蔵庫から冷えたビールを取り出し俺のほっぺたに当てがった

「びっくりした?(笑)」

笑ってる

「何でもいいよ」

俺コイツの笑顔好きだ‥


‥好き‥だ?


好きだと意識するとだんだん身体がおかしくなっていくのがわかる

「先輩?適当でいいよね?先輩?」

返事がないから振り向いたら

お菓子コーナーで何かいじってた

俺は先輩の後ろに周り先輩がいじってたお菓子を取り上げ買い物カゴに入れた

「何すんだっいらないっ戻すから返せっ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ