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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

その時開いた玄関の扉

「‥‥‥?」

「あっ先輩?ただいっうわ!?」

「日高!?」

日高が俺の前から消えた

「あっなつめさんご無事でしたか!?」

ご無事でしたかって何だ?

日高の変わりに飛び込んできた‥って誰だっけ?

「何すんだよっおい!!」

「何もされてないですか!?」

人を引っ張っといて無視すんな!

「何もって‥アンタ誰?って何?!」

「近藤ですよ♪」

手をわしゃわしゃして近づいてくる変態野郎に見える

「何する気だ‥やっやめろっ」

「痛いっつ!」

日高が男の手首をひねりあげた

「何しようとしてんだ?」

「僕は別に!離してっ」

離された手首

痛いな‥もうっ‥
手首をさすった僕

「先輩!入ろう」

「ちょっ日高!?」

「なつめさん?!」

僕のなつめさんが連れ去られて家に入って行ってしまった‥‥


ナンパ野郎が変な事言ったから思い出して
結局出来なかったしてあげたかった事

俺のしたい通りに出迎えれなかった‥

抱きしめてそれからキスして‥してやりたかったな‥

「はぁ‥」

日高が部屋に荷物置きに行ったからハンバーグを焼き始めた俺

ジュー♪


なんだよっ!?
僕は心配で確認しようとしただけだろ!?
触って何が悪いんだ!

触って?

‥‥‥。

ポッ‥赤くなる僕のほっぺ

「近藤君?これ」

茶封筒に入れた原稿を渡した

「えっ!?あっはい!」

「橘さん?コイツ話してしまったぜ日高君に」

「えっ何を!?」

近藤君はあの事を知らないハズなのに動揺する俺の胸

「何をって原稿取りに来たって事と‥」

日高君は気づいてなかったみたいだったから大丈夫か?

「何でもない」


「近藤君私語は謹んでくれないか?」


「僕に喋るなと言いたいんですか先生?」

喋るなとは言ってないが何でもペラペラ口にするなって言ってるんだ‥

「先生って言うのもやめてくれ橘さんでいいって前に三箇条教えただろ?」

先生の言葉で食パン君がまた意識するかも知れない‥

三箇条?

「忘れました」

忘れました?!

「バカは相手しない事だぜ橘さん?河辺行くぞ」

「えっあっ‥うん」


「君は本当にどうしようもないな」

「クンクン♪今日はハンバーグですね♪いい匂い」

人の話を聞け近藤っ!

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