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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「なつ兄?何か手伝おうよ?」

「じゃ‥冷蔵庫にあるサラダとワイン出して串揚げの準備とそれから‥」

ワイン?♪

「ワインなんかあるの♪」

目を丸くしてハシャぐ河辺

「今日はお前も飲め♪」

「えっ!?いいの?」

いつもは子供扱いしてビールすら飲んだらダメ!って言うのに

「日高が帰ってきたからな♪」

スッゴい笑顔の兄さん

「うん♪準備したら呼んでくる♪」

「ああ♪」

2人のテンションは一気に急上昇↑↑♪




その頃俺は日高君の部屋にいた

「で?今日もバイトなのか?」

荷物を片付ける日高君

「いえ今日は休みで助かりました(笑)明日から何て言って出ようか考えないと‥」

「相川の為にバイトしだしたって素直に言えばいいんじゃ‥」

荷物片付けていた手を止めて振り向いた日高君

「言ってしまったら喜びが半減する!」

「そうかな?」

壁にもたれて腕組んでた鮫島先輩

「半減しないかな‥?俺先輩を喜ばせたいんだ‥」

わかるけどよ‥

「まぁ明日の事は明日考えようぜ♪それにしてもよく踏み切ったな?」

だって俺は‥

コンコン♪

「日高先輩?なつ兄がご飯にしようって♪」

「ああ♪行こうか日高君?」

「はい♪」

部屋を出たらテーブルに豪華な夕食が並べられていた

「すげーな!!♪」

鮫島が喜びの声を上げた

日高は‥?

「‥‥‥‥」

喜んでいない?

兄さんの笑顔が消えていく

「ひっ日高先輩?!なつ兄が全部作ったんだよっ」

全部作ったかどうか知らないけど慌てた俺
兄さんは背を向けてキッチンに戻って行く

もういいよ‥
何の為に作ったんだ俺‥

ふわっ♪

えっ‥

ぎゅっ‥

後ろから抱きしめられた俺

「びっくりして言葉に出なかった。ごめん‥すごく嬉しいよ」

日高‥

「あー!なつめさんから離れろ!」

えっ!?いいトコロに
来たよ変な人が‥

「君!勝手に人の家に上がり込むんじゃないっ」

橘さんが走ってきた
俺は鮫島先輩を見た
鮫島先輩何とかしてよっ
首を横に振った鮫島先輩

えー‥。

「離れろって!」

コイツ‥
邪魔してきたけどすげー非力

橘さんが変な人の肩を引っ張った

「離してください!僕はなつめさんを助けるんだっ」

「いいから来なさい!」

「離して!なつめさーん」

引きずられて行った変な人

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