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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

楽しい夕飯も終わり俺と日高は先に風呂に入る事にした

「先輩♪背中流してあげるよ♪」

「えっいいって!」

日高がタオルに石鹸こすりつけて泡立て始める

「ほら座って♪」

「だからいいって!」

「2人きりだよ?恥ずかしがる事ないだろ?」

「‥‥‥‥」

座ってしまった俺

ゴシゴシゴシ♪

ゴシゴシゴシ♪

「痒いとこない?」

「‥‥‥ない。」

ジャー♪

洗い流された泡

「先輩今度は俺の背中洗って♪」

「‥‥‥‥」

先輩?

振り向こうとしたら

「前向いてろよっ」

「えっあっ…うん。」

どんな顔してるかわかってんのか?!

ニマニマしてんだぞっ俺

ゴシゴシゴシゴシッ

「痒いとこないかっ?」

「だっ大丈夫だけど」

「何だよ?」

もっとゆっくり‥
洗ってほしい

もっと先輩と‥

「流すぞ」

「えっもう流すの!?」

ジャー♪

洗い流されてしまった泡

チャプン‥

日高と入る寒空の下で湯気が上がる温かい露天風呂

「日高?満月だな‥ウサギいるかな?」

「ウサギ?」

「ウサギが餅つきすんだ♪知らねーのか?」

いや‥知ってるけど‥

「先輩それは」

「綺麗だな♪」


露天風呂に浮かぶま~るい満月

月の光が反射してキラキラ光る湯船に2人身を寄せ合って入った露天風呂

「日高‥お前っくっつきすぎっ!」

「先輩寒いでしょう?(笑)」

「バカッ湯船ん中だぞ!寒い訳ないだろっ離れろっ」

「嫌だ(笑)」

「離れろって」

身体が温まって赤いのか?
照れてるから赤いのか?
耳が真っ赤な先輩を抱きしめながら入った露天風呂

「気持ちいいね♪」

「‥気持ち‥いいな‥」







「ふあ♪さっぱりスッキリ♪」

首にバスタオル巻いて先輩が先に脱衣所から出て行った

「鮫島?河辺風呂あいたから入れよ?」

河辺の頭に顎を置き足と足の間に河辺を包み込みながらTV見ていた俺

「ああ。わかった。河辺行こうぜ」

頭の上に顎乗せたまましゃべらないでよ痛いからっ

「先輩?何か羽織らないと湯冷めするよ?」

「お前の方こそ上着ろよ!」

「俺はいつでもしばらく上着ないって忘れたのかよ?」

そうだった!そうだったけど‥

「先輩?」

「ベッド入るぞ?」

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