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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「何で話したんだよ!?」

「一樹お前も悪いんだぞ」

小野寺さんが俺に向かって言ってきた

「薬盛られて着いて行くヤツがいるか!」

薬盛られてって?薬!?

「だから俺‥歩けなかったのか‥?」

「そうだ‥俺と甚一が店にいなかったらお前今頃‥」

そうだった!
俺小野寺さんに助けてもらったんだった!

「小野寺さん!鴨倉さんすみませんでした!」

2人に深々頭下げた俺

「鮫島?俺のあの山のようにあるチョコも出していいぞ‥」

顔を洗ってリビングに戻ると

日高?
日高が起きて来ていた

先輩が走ってきた

ガバッと抱きつかれた俺

「先輩っ皆いるから」

「日高ごめん!俺の為に危険な目に合わせてっ」

えっ先輩?

「いいよ‥俺だって悪いんだから‥黙っててごめんな」

日高が優しく俺の頭撫でてきた

「ひだ‥」

横から感じる視線

えっ‥俺‥今‥

「先輩俺にもコーヒー入れてくれよ♪(笑)」

「えっ‥あっああ」

俺つい抱きついてしまった‥
はず‥恥ずかしい

お茶菓子持った鮫島とキッチンですれ違った時鮫島が俺の背中をトントン♪とまた叩いてくれた

ありがとうな‥鮫島

「日高君に助けられたな(笑)」

はぁ!?
そうゆう意味で背中叩いたのかよ!

「お前なっ」

振り向くと皆いつの間にか和気あいあいと楽しそうに俺の入れたコーヒーを飲んでくれていた

本当にありがとう‥
小野寺さんに‥鴨倉さん

鮫島にナンパ‥橘さん
俺皆に助けられているんだな

本当にありがとう。


「秀一?下で高場が待ってたよな?」

「あっそうだったな」

えっ高場さんもいたのか?
そっか‥俺を家まで送ってくれたのは高場さんだった‥

「俺高場さんに連絡します」

一樹が携帯取り出して高場に連絡しようとした

「やっぱり呼びに行ってきます♪」

「えっ一樹さん!?寒いから電話で」

「甚一‥」

秀一が俺の肩を掴んだ

「一樹すまないが呼んできてくれるか?」

「はい!♪」

走って行った一樹さん

俺の教えた礼儀がいつの間にかちゃんと身についていたんだな‥


ハァ♪ハァ♪ハァ♪

エレベーターに乗ってエントランスまで行くと止まっていてくれた黒いBenz

「高場さーん♪」

日高の兄貴?!

「ハァ♪ハァ♪高場さんすみませんでしたご迷惑おかけしてっ上がってください」

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