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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「コイツは河辺かなめって言って俺の恋人なんだ」

恋人!?
男同士で恋人!?

けど‥確か日高の兄貴も小僧の事大切な人とか言ってたな‥

海坊主と目が合った俺

「なんだよ?」

「いや‥別にっ」

カーと赤くなってしまった海坊主の頭

「ぶっ!茹でタコみてー(爆)」

茹でタコ?

「小僧っ!」

「アハハハ(笑)茹でタコか?俺は鮭だったな?(笑)」

鮭?頭?

「甚一は何だ?(笑)」

「うーん‥」

考える先輩

「大木だな♪!」

「大木?甚一だけ海の幸じゃないのか?」

海の幸って鮭は河川じゃ‥?

「だってよ‥ガタイいいから大木!って感じがする」

「ガタイいいか?俺?一樹さんには負けるけどな(笑)」

「えっ?俺?」

「違えーよ!日高の場合はラインは細いしっ締まってるとこは締まってて筋肉ついてて抱きしめられたとき‥はっ」

先輩?

何言ってんだ!俺っ

「つまり好きって事か?(笑)」

鴨倉さん!?

「うっうるさいぞ大木!」

先輩‥

「アハハハ(笑)まぁそう照れるなって♪」

照れてなんか‥
照れてなんか‥

俺だって‥。





「長い間お邪魔してしまってすみませんでした。失礼します」

小野寺さんが最後会釈した玄関先


「いえ、また来てください」

「小野寺さん鴨倉さん高場さんありがとうございました!」

「また来いよ‥な‥」

「おやすみなさい気をつけて♪」

「おやすみなさい♪」

パタンと締まった玄関の扉

「さぁ寝るか?」

ナンパ野郎が伸びして言った

「寝るかってもう朝だぞ?」

「俺達は寝るぞ?な?河辺?」

「あっうん」


「先輩俺達も少し寝よう?」

「日高は寝て‥そっそうだな!やっぱり寝るか?」

寝てただろ?って言いそうになってしまった
思い出させてどうすんだ俺

それぞれ部屋に戻った皆

「先輩‥」

「なんだよ?」

ベッドの中で日高に包み込まれている俺

「何でもないよ♪寝よう?」

「日高?」

「どうした先輩?」

俺の鎖骨辺りに顔うずめた先輩

「俺プレゼントない‥ごめん」

プレゼント?

「先輩を俺にくれればいいよ」

俺を?

「リボンなんか付けねーぞっ」

リボン?

「リボン付けてくれるの?」

「だから付けねーって!寝るぞっ」

リボン付けた先輩見てみたいな

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