テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「ジュラルミンケース運んで一樹を銀行まで連れて行ってやってくれ」

「へい!」

「小野寺さん!?」

優しく俺の肩掴んだ小野寺さん

「彼と暮らす幸せな家を手に入れろ。」

小野寺さん‥

「その時は招待してくれよな♪一樹さん♪」

鴨倉さん‥

俺‥
俺‥

お世話になりっぱなしで

本当にごめんなさい

そして

ありがとうございます‥





印鑑を買って銀行で手続き済んで手にした巨大な額の通帳

ドキドキ‥

ドキドキ‥

これであの土地が買える家も建てられる

まずは先輩もあの場所にまた住みたいか?だよな‥

けど先輩に話さなきゃ
どうやって話す?

‥‥あっそうだ♪!!






日高のヤツ正露丸買いに行くだけで何時間かかってんだよ?!

ってか全部出したから逆に腹減った俺‥

「何か食う物ないかな‥」

キッチンを探す事にした




高場さんと別れてマンションのエントランスでエレベーターを待っていると

「石焼き~イモ♪おイモ♪ほくほくで甘~いおイモさんだよ~♪」

「すいませ~ん!」

止まった石焼きイモの車




「あった♪あった♪チキンラーメン♪」

喉乾いたからキッチンにきた俺

「なっちゃん何してんだよ?」

ギクッ!

パッと後ろ手に隠してしまったチキンラーメン

「いや‥何もっ」

「何隠したんだよ?」

じわりじわり近寄ってくる鮫島

「見せろよ!」

「嫌だっ離せっ」

「見せろって!」

「嫌だっ!あっUFO!?」

「えっUFO!?」

指差した方を見た鮫島

家ん中にUFOなんか出る訳ねーだろバカ(笑)
その隙にチキンラーメン持って逃げ込んだ部屋

チキンラーメンはGetした!
けどお湯と器がない‥

そーっと部屋の扉を開けた俺

まるでこそ泥のようだ

「鮫島~?鮫島~?」

それとなしに呼んでみた

「‥‥‥‥」

いない?

こそ~っとこそ~っと部屋から出てキッチンに向かうと

「わっ!!」

キッチンに隠れていた鮫島が飛び出してきた

「うわっうわっ!!ってうわーっ」

ドッシーン!

びっくりして尻餅ついてしまった俺

「なっちゃん驚きすぎ(笑)ほら手貸してやるから立てよ♪」

「‥けない」

えっ?

「動けない」

「動けない?何で?」
「知るかよ!お前が悪いんだろっ」

はぁ?!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ