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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

あなどれない日高

しばらくして玄関のチャイムが鳴った

「あっ♪寿司来た~♪」

先輩が嬉しそうに走って行く

「お金は?!」

あっそうだ金♪金♪
戻って来て橘さんからお金を受け取りまた走って行った

「橘さんすみません。俺達の為に」

「いやいいよ(笑)さっ♪食べよう。お茶入れるから♪」


「日高ー?♪お前も運べよ!」

「えっあっうん」

取りに行ったお寿司

「モコモコにもやろうな♪」

わさびのついてない鮪の切れハシをあげた

ワンワン♪

merryXmas♪モコモコ♪


「ごちそうさまでした♪旨かったな~寿司♪あっケーキ食おうぜ!」

ケーキ?!

「今お寿司食べたばっかりだよ?後で」

「ケーキまであんのかよ?!♪」

鮫島先輩まで?

「ケーキ!?僕も食べた~い♪」

河辺?!

橘さんを見た俺

ニコっと笑った橘さん

「日高君がバイト代で買ってくれたんだからちゃんと礼言うんだぞ♪食べようか?」

冷蔵庫からケーキを持ってきた先輩

切り分けられるホールのケーキ

「サンタとトナカイは鮫島にやる♪俺チョコプレートもらう♪」

「じゃ河辺にサンタやるよ」

「えっ僕いいよ」

子どもじゃないんだから恥ずかしいって

「サンタは主役だぞ♪」

主役?

「じゃ日高先輩に♪」

俺主役?!

「あっありがとう」

食べずに残したサンタさん

ケーキも食べ終わって部屋に戻った俺と先輩

「先輩‥これ‥」

何だ?

日高がくれた物‥

「クッキー?」

「うん‥。Xmasプレゼント‥こんな物でごめんな」

ケーキ屋さんで売っていた小さな袋に入ったクッキーの詰め合わせ

「‥‥…」

やっぱり嬉しくないか‥

「先輩‥?」

先輩が後ろ向いて何かし始めた

振り向いた先輩

ヤッヤバっ!
かっかわいすぎる

「俺何もねーからよ‥」

ズキン!とモロに直撃した感情

「先輩!」

「待て!モコモコが」

先輩がクッキーの袋の口結んでいたリボンで前髪束ねてる

「寝てるよ。俺我慢できないっ!俺にプレゼントだよね♪?」

別に‥そうゆう意味でしたんじゃねー…


甘くトキメク聖なる夜

俺と日高の暖かいベッドの周りにかわいい天使達が舞い降りた

「日高‥」

「先輩‥」

絡まる舌と舌
求め合う心と心

゚+2人の幸せなXmas+゚

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