テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

次の日の朝

ピンポーン♪ピンポーン♪

あれ?誰もいない?

ピンポーン♪ピンポーン♪

「‥‥‥‥」

僕はなつめさんにXmasプレゼント持ってきたんだ♪

何で出ないんだ?出てよ!

ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポンピンポン♪ピンポン‥

玄関のチャイムを連打した僕



さっきからうるせーな‥
何回鳴らしてんだ?!
誰だよ…

「日高‥チャイム鳴ってる‥」

日高に抱きつきながら言った

「むにゃむにゃ‥え~‥先輩出てよ…」

はぁ?!
何で俺が?!

ほっとこう‥


ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
「うるさいよ!誰だよ!」

ガチャッ

トイレから出て開けた玄関

なつめさん!?

「あっあのっ!こっこれmerry Xmas!」

えっ…?
merry Xmasって終わったぞ?

封筒一つ渡し走り去って行った男の子

「ちょっと君!」

追いかけるとエレベーター来るのをじっと待っていた彼

普通去るなら階段使うだろ?
変わってるなぁ‥

まさか‥まさかな‥と思いながら声かけた

「近藤君?」

えっ…?

「先生?」

「やっぱり君か‥これ俺にか?」

えっ!?

「あ゛ー!?返して下さい!」

「返してって君!」

封筒奪ってUターンして家に‥家!?

「だから君!勝手に入るな!」

なつめさんどこ?

「君ね…勝手に人の家に‥?!開けるなっ」

近藤君が食パン君と日高君の部屋の扉を開けようとしていたから握ってしまった近藤君の手

「ちょっ離して下さい!朝から嫌だっやめて下さい!」

朝から嫌だって何言ってるんだ‥君は?
ガチャ開いた部屋の扉

「橘さん何して‥」

「いや‥これは」

なつめさんじゃない‥

「近藤君?」

近藤君が離れて歩いて行った

「橘さん?」

「えっあっ‥!?!」

横を見ると今度は鮫島君と河辺君の部屋の扉を開けようとしていた

「鮫島先輩と河辺に何か用か?」

日高君が声をかけた

鮫島先輩に河辺?

あ゛ー!
僕に声かけた男
なつめさんが嫌がってたのに抱きついていた男だ!

一言言ってやろうと男の側までズカズカ歩いて行った

下から睨んで一言言ってやろう!

まずはつま先見て‥そして足を見て

足‥そして足‥足!?

何等身なんだよっ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ