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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

やっと見えた顔

「何じろじろ見てんだよ?」

日高君?

近藤君来なさい!と腕引っ張った俺

「僕っ僕のっ‥つめさんどこどこっかく隠した?」

はぁ?
つめさんどこどこかくかくした?
何だそれ?

「何言ってんだ?ってメ‐‥?(merry Xmas?)」

俺から見えた手書きででっかく書かれたこの男が持つ封筒のmerry Xmas

何だあれ?

「近藤君来なさい!」

日高君がてめーって言った?!

確かあの時鮫島君が日高君が怒ったらどうなった?とか言った時食パン君の顔色が真っ青になったよな?!

これはマズい!
相当マズい!

「日高君ごめんねっ!これあげるから!君はこっち!」

「ちょっ先生?!」

先生が僕のなつめさんへのプレゼントを勝手に渡した

橘さんが封筒を俺にくれた

部屋に戻って開けた封筒

なになに?

「おおっ!?♪先輩♪先輩♪起きろよ♪」

ベッドでまだ眠る先輩の身体を揺さぶった

「先輩!‥‥‥。」

うるせーな‥
寝かせろよ…

チュッ♪

「バッ!何すんだっぶひゃっ!」

顔に当たった紙切れ
何だ?

「先輩見て見ろよ♪」

目に当ててたら見れねーだろがっ

日高が目に当てた紙切れ持って見た俺

「温泉旅行の宿泊券?あっちょっまだ俺見てんだろ!」

日高が俺から宿泊券奪って光りに照らしながらくるくる回り始めた

「橘さんがくれたんだぜ♪俺と先輩にって♪」

ナンパ野郎が?

「いつ行く♪?ねー♪先輩いつ行きたい?♪」

いつ行きたいって‥

「日高いつまで」

ガチャっと開いた部屋の扉

「うるせーな!朝から何騒いでんだよ」

部屋の扉開けたら日高君が何か持ってくるくる回っていた

「何してんだ?日高君?」

「あっ♪鮫島先輩♪おはようございます♪」

「おっおはよう‥何だそれ?」

日高君が嬉しそうに見せた券

「温泉旅行の宿泊券?」

「うん♪橘さんがくれたんだー♪」

橘さんが日高君と相川に?

「俺達の分は?」

「えっ‥?」

「‥‥‥」

つい嬉しくて興奮して何も考えずに見せてしまった

日高のバカ!
2枚なんだから2人だろ!?

「橘さんどこ?」

鮫島先輩怒ってる?

「鮫島先輩‥あの」

「ムカつく!」

バーンと閉められた部屋の扉

「日高バカだよな‥鮫島怒らせてどうすんだよ?」

どうしよう‥

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