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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第36章 ついに来た!桜木大学最大のイベント桜木祭

「じゃ先輩頑張ってな♪」

「鮫島先輩なつ兄また後でね♪」


「あ…ああ…」

嫌だなぁ…
着たくねーぇなぁ…
はぁ…。


「なつ君どれにする♪?」

どれにするって俺はその…
あのフリフリのブレザー女子高生以外は着ねーよ!

「早くしないとメイクの時間がないわよ♪」

私は衝立の隣でメイクの準備にとりかかった

「メイクって俺はっ!うわっ!」

鮫島に押し込まれた衝立した場所

「なっちゃん!さっさと脱げよ」

さっさと脱げって言われても…

「女子…女子高生取ってくれよ?」

女子高生?

「鮫ちゃんレジ金頼むな♪」

「えっ?ああ…」

適当に取って渡した服

ちょっ鮫島!?

「俺こんなの嫌だって!」

衝立から顔を出すと鮫島はいなかった

「男でしょう?さっさと脱いでよ健二の方が男らしいわ…」

鮫島の方が男らしい?!
そんな事ある訳ねー!
あってたまるかよ!

そこまで言われたら脱いでやる!

あー脱いでやるさ!

バッと脱いで着たものの

「(はっ恥ずかしいっ)」

何で俺がこんな格好しなきゃいけねーんだっ

パッパンツ丸見えだしっ
ヘッヘソ出てるしっ

「早くこっち来て♪」

さっきから早く早くって
こっちの身にもなれよな鮫島のくそ姉貴!

………。

衝立から出た俺

「かわいいじゃな~い!♪前髪結ぶ?あらパンツ見えてるわね(笑)」

見えてるわねじゃねーよ!
前髪?
日高に前髪結んで自分をプレゼントした甘く燃えたXmasの夜を思い出す

「バッカじゃねーの?!バッカじゃねーの?!」

バカ?私にバカ?

「なっ何すん…だよっわかったから!わかったから!」

眉毛カットするハサミの先を鼻先に当ててきた鮫島の姉貴

怖えーてっ

やっぱ鮫島の姉貴は鮫島の姉貴だった

メイクされていく俺

「できたわよ♪後これ履いたら完璧ね♪」

渡された…

「!??」

女物の白いフリフリパンツ?

「こんな物履けるかよ!」

「チアガールはこれ履くものなの♪ほら履いて」

「嫌だっ」

頑固ね…

「それ履いたらパンツ見えなくなるわよ?いらないの?」

俺のパンツが見えない?
カモフラージュって事か?♪

さすが鮫島の姉貴♪
くそ姉貴って言って悪かった♪

バッと姉貴から奪って素早く履いたフリフリパンツ

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