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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第8章 モーニング×××

ゴンっ!

「っ痛ってー」

「あっ悪い日高大丈夫か?」

日高が背中を打って痛がっている

俺が日高の前に立ち日高を起き上がらせようとすると日高の目線が‥

「わっ見るなっ」

俺は慌ててシャワーで洗い流し風呂を出た

「先輩先に上がるんですかー」

うるさいっ


勝手に冷蔵庫開けて冷えたビールを飲む

「あー!落ち着く」

部屋に入るとベッドがヤケに気になる

《これからアイツと‥》

そう思うと心臓の音がうるさいぐらいに聞こえてならなかった

ガチャン

日高がこっちに来る

ドキン ドキン ドキン

「先輩?ビール飲む?」

「先にもらってるっぶっ」

上半身裸の日高が現れたからビールを吹き出してしまった

「先輩汚い(笑)」

「お前が裸でくるからだろ!」

「あ!先輩ビールで濡れたズボン履いてる悪ぃ用意すんの忘れてた(笑)」

タンスからスウェットを出してくれた

また風呂場に行って着替える俺

着替え終わって戻るとTVつけて日高がビール飲みながら笑ってた

それを見て何だか安心する俺

日高の隣に座って一緒にTV見て笑って

コイツといると楽しい

日高がトイレに行くのに立ち上がって俺の前を通った時

ふわっと匂った石鹸の香り

また心臓がバクバクいって緊張してきた

「先輩?どうしたの?顔が赤い」

うるさいっ

「先に寝る!」

先にベッドに入った俺

「じゃ…俺も寝ようかな…」

TV消して電気消して

日高が入ってくる!

ドキン ドキン ドキン

しばらくしても入ってこない?

暗い部屋でよ~く見てみるとアイツ床で寝てやがった

「おい!日高!風邪ひくぞ」

「今日は先輩色々あったから嫌かと思って」

そんな事気にして‥

「来いよ‥」

え?先輩‥

「いいから来い」

日高をベッドに呼び寄せ入ってきた日高

けど‥コイツ背中向けて寝やがる

俺の事気遣いやがって

「なー日高?」

「‥‥‥‥」

「俺お前の事好き‥かも」

バッ!!
いきなりこっち向いて半分布団捲って俺をじーっと見てきた

「先輩‥今何て?」

いや…だから‥

「その‥」

「その‥?」

恥ずかしくて俺が背中向けてしまった

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