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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第36章 ついに来た!桜木大学最大のイベント桜木祭

日高の手が俺の割れ目に‥

割れ目?

「日高待て!もうしねーぞっ」

「えっ何で?」

何でって一回しただろ!?

「朝まで長いよ?」

「朝まで?」

朝まで長くても別にする事は1つじゃねーんだから他の事すりゃいいだろがっ

「お前の朝って何時からなんだよ‥」

何時からって‥

「8時とか9時?」

8時?9時?

今何時だっけ?

「今何時だ?」

今?

ベッドについているパネルのボタンを押したらデジタル時計のライトがついた

「20時すぎみたいだけど」

はっ20時すぎ!?

20時って事はコイツの朝も8時から‥

つまり12時間ずっとしっぱなし???

無理無理むりーっ

「先輩の朝は何時から?」

俺の朝?朝と言えば

「日が昇ったら朝だろ?」

クスっと笑った日高

「その割には先輩起きるの遅いじゃん(笑)」

うるせーよ
俺はニワトリじゃねーっ

「先輩‥今幸せ?」

だから何でお前はそうやって
いかにも自然な流れです~ぅ的な感じで聞いてくるんだよっ
俺は‥

「日高‥お前はどうなんだよ?」

そんなの決まってんじゃん
俺は先輩が幸せか聞きたいの!

「先輩が先に答えてよ」

「俺は‥」

ブルル♪ブルル♪
その時日高の携帯のバイブが振動した

「誰だよ?」

「バカ!出るなっ」

ブルル♪ブルル♪

「別にしてる最中じゃないんだから(笑)もしもし?」

バカ‥出やがった‥
今いいとこだろ?

いつもお前はせっかくのムードぶち壊しやがる

「えっ!!?それで?」

なんだ?
俺は日高が耳に当てる携帯に耳を当てた

「ちょっと先輩聞き取りずらいからっ」

《‥‥‥‥。もしかして最中だった?》

「ちっ違います!」

真っ赤になった日高

「誰なんだよ!?教えろよっ」

「ちょっと先輩っ邪魔しないでくれよっ」

邪魔?
俺が邪魔?

俺が耳に当てる携帯に耳当ててた先輩がベッドから降りてバスローブ着ようとした

「先輩?そんな格好でどこ行くの‥?」

後ろ向いたままの先輩が振り向かずに部屋の出入り口に向かって歩き出す

「ちょっと先輩待てよ!」

《もしもし?》

「鮫島先輩また後でかけ直しますっ」

鮫島?

「何で鮫島から電話がかかってくんだよ?」

やっと振り向いてくれた先輩がまたベッドに戻ってきた

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