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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第36章 ついに来た!桜木大学最大のイベント桜木祭

「貸せ!!!」

えっ…

俺から携帯奪った先輩

「鮫島ー!お前邪魔すんなっ」

《やっぱりしてたのか?悪りーぃ悪りーぃ(笑)》

「違えーよバカ!用件はなんなんだよっ」

《あーそうそう!橘さんがギックリ腰になって動けねーんだ‥》

ギックリ腰?

「‥‥‥‥。それで?」

嫌な予感がした
ギックリ腰で電話がかかってきたって事は

つまり‥

《帰ってきてくれないか?》

やっぱり‥。

「はぁ?お前今の状況わかって言ってんのか!?俺と日高はハネム‥」

ハネム?えっ先輩?

「先輩変わって」

「えっちょっ日高っ!?」

俺から携帯奪った日高

「橘さん大丈夫なんですか?」

《橘さんだけなら俺だけで何とかなるんだけどよ‥》

橘さんだけなら?
俺だけって‥?
河辺は?

まさか白先輩に何かあったとか!!?

「白先輩に何かあったんですか!!」

《白先輩?いや…違うけど‥》

「じゃ何ですか?」

《実は二次会しようって話になって‥》

「二次会?」

《それで‥》

「はぁ‥はぁ‥はぁ!??」

ビクッ!!

最後の【はぁ】が余りにもデカクてびっくりした俺

「日高?鮫島何だって?」

「河辺もぶっ倒れたらしい‥」

河辺もぶっ倒れた?
何が起こったんだ!?

「日高すぐ帰るぞっ」

「帰るぞって先輩?」

《もしもし?》

「あー鮫島先輩っ。先輩帰るって言ってるからとりあえず帰ります‥」

《わかった♪助かるよ》

バスローブ姿でまた部屋を出ようとする先輩

「フロントに電話するから少し待っててくれよ」

フロント?

「フロントなんかに電話して何かあるのか?ってかお前も早く用意しろ!」

バスローブ姿でうろちょろしたら変質者だろ!?

「服届いているか聞くから」

服?

フロントに電話したらあの車の中で脱いだ服一式届いていると言われ部屋まで持ってきてもらった

「日高お前抜け目ないな‥関心するよ…」

俺がしたんじゃないけど小野寺さんだけどね(笑)

「それより先輩ハネムーンって言おうとした?(笑)」

「だってハネムーンだろ?」

「ハネムーンは新婚旅行の事だろ?」

「新婚旅行って‥」

「俺達は新婚さんだよせ~んぱい♪」

「バカっくっつくな!」

だからやめろってっ!
お前は本当に‥。

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