
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第38章 その後
ロイヤルプリンスホテルで借りた物をロイヤルプリンスホテル宛てに届けてもらう手配をフロントで済ませ
呼んでもらったタクシーに乗り込んだ俺と先輩
「日高全然進まねーじゃねぇか!?何とかしろよっ!」
何とかしろったって渋滞してんだから何とも出来ねーだろっ
当たらないでくれよ…
「先輩?」
日高が運転席にしがみついた俺の手を握ってきた
「何!?!」
そんなにカリカリしないでくれよ‥
「2人っきりのとこ邪魔されたんだから、ゆっくり行こうよ…ね?」
2人っきり‥
邪魔された‥
「‥‥‥‥」
運転席から手を離した先輩が後部座席の背もたれに背中もたれさせた
日高がぎゅっと手を握ってくれた
家で何が起こったのか心配でならなかった俺
握ってくれたから少し落ち着いた俺の心
2人っきりのタクシーの時間が過ぎてゆく
いつの間に眠ってしまったんだろうか‥
起きたら小野寺さんは部屋にいなくて
ゆっくり起き上がって部屋を出ると小野寺さんはソファでうたた寝していた
コクリコクリと動く小野寺さんの頭
「あんな場所で寝て‥風邪ひくじゃないか」
かけてもらった毛布を小野寺さんにかけてあげようと思い部屋に戻ろうとした時腰をひねってしまった
グキッ!
「痛っ!!」
また腰に鈍い激痛が走った
ハッ!不覚にも眠ってしまった‥
男の子と橘さんの容態は‥
容態を見に行こうとソファから立ち上がったら橘さんが腰を抑えて立っていた
「橘さん?!無理しないで下さい。私に捕まって」
脇に腕を通して支えようとしくれる小野寺さん
「だっ大丈夫ですからっ」
「遠慮せずに捕まって下さい」
「本当に大丈夫ですからってうわっ!!」
ドッシーン!
あれ?倒れたのに痛くない?
ふと見れば小野寺さんに包まれていたから腰を強打せずに済んだ
「大丈夫ですか?橘さん‥ッ」
どこか打ったのか顔を歪めた小野寺さん
「私より小野寺さんが」
「病人は言う事聞いてください。」
左肩に違和感を感じつつ抱き起こした橘さんの身体
「小野寺さん私はっ本当に大丈夫ですからっ離して下さいっ」
ぎゅっと抱きしめて支えてくれる小野寺さんの力強い腕に耐えられなくなっていく俺
小野寺さんはただ心配してしてくれているだけ
わかっている
わかっているけど‥
何だこの感覚‥
呼んでもらったタクシーに乗り込んだ俺と先輩
「日高全然進まねーじゃねぇか!?何とかしろよっ!」
何とかしろったって渋滞してんだから何とも出来ねーだろっ
当たらないでくれよ…
「先輩?」
日高が運転席にしがみついた俺の手を握ってきた
「何!?!」
そんなにカリカリしないでくれよ‥
「2人っきりのとこ邪魔されたんだから、ゆっくり行こうよ…ね?」
2人っきり‥
邪魔された‥
「‥‥‥‥」
運転席から手を離した先輩が後部座席の背もたれに背中もたれさせた
日高がぎゅっと手を握ってくれた
家で何が起こったのか心配でならなかった俺
握ってくれたから少し落ち着いた俺の心
2人っきりのタクシーの時間が過ぎてゆく
いつの間に眠ってしまったんだろうか‥
起きたら小野寺さんは部屋にいなくて
ゆっくり起き上がって部屋を出ると小野寺さんはソファでうたた寝していた
コクリコクリと動く小野寺さんの頭
「あんな場所で寝て‥風邪ひくじゃないか」
かけてもらった毛布を小野寺さんにかけてあげようと思い部屋に戻ろうとした時腰をひねってしまった
グキッ!
「痛っ!!」
また腰に鈍い激痛が走った
ハッ!不覚にも眠ってしまった‥
男の子と橘さんの容態は‥
容態を見に行こうとソファから立ち上がったら橘さんが腰を抑えて立っていた
「橘さん?!無理しないで下さい。私に捕まって」
脇に腕を通して支えようとしくれる小野寺さん
「だっ大丈夫ですからっ」
「遠慮せずに捕まって下さい」
「本当に大丈夫ですからってうわっ!!」
ドッシーン!
あれ?倒れたのに痛くない?
ふと見れば小野寺さんに包まれていたから腰を強打せずに済んだ
「大丈夫ですか?橘さん‥ッ」
どこか打ったのか顔を歪めた小野寺さん
「私より小野寺さんが」
「病人は言う事聞いてください。」
左肩に違和感を感じつつ抱き起こした橘さんの身体
「小野寺さん私はっ本当に大丈夫ですからっ離して下さいっ」
ぎゅっと抱きしめて支えてくれる小野寺さんの力強い腕に耐えられなくなっていく俺
小野寺さんはただ心配してしてくれているだけ
わかっている
わかっているけど‥
何だこの感覚‥
