
。+゚僕は君に恋をした。+゚
第38章 その後
「確か‥橘さんとは夏」
「夏?」
「あっほら!高級和牛ステーキ買ってくれたあの時!」
「あっだからステーキなかったのか‥」
「ごめん‥」
下向いた日高
「そっそんな事どうでもいいんだよっっそれより」
俺が日高を突き放したのも悪いのはわかっている
わかっているけど
「それよりって‥何?」
「何?ってどうなったんだよっ」
「だからした」
したのはわかったからそうじゃなくってあーもう!
「お前から誘ったのか!?」
ぶんぶん首を横に振った俺
「ナンパ野郎からか!」
また首を横に振った
「じゃ何?!」
小さく話し出した日高
「‥先輩の夢見てて先輩から俺にキスしてくれて‥びっくりしてそれで‥目開けたら橘さんで‥寂しくて温もりが欲しくてそのまま‥俺先輩の事諦めようと思ったんだ‥だから‥」
はぁ?なんじゃそりゃ?
「勝手に決めんな…」
「え‥?」
小さく先輩が俺に言った
言ってくれた
「諦めるとか別れるとか勝手に決めんな…」
先輩‥
あの時はもう本当にダメかと思ったんだ
「勝手に決めんなよ…」
「ごめんなさい…」
「ナンパ野郎との事は‥もう‥いいから‥鮫島は?」
無二の親友だと思っていた鮫島が俺を裏切った
鮫島に裏切られた気持ちは拭えなかった
「‥‥‥」
「いつなんだよ言えよ!」
ビクッとした日高
「殴ったりしねーから言えよ」
真実を聞かないと受け入れられない俺がいた
「鮫島先輩とは事故だったんだ」
「事故?」
「うん…言葉の食い違いって言うかその‥」
「なんなんだよ?はっきり言えよ」
顔を上げ俺をじっと見た日高
「橘さんも鮫島先輩も悪くないんだ!」
「じゃお前が悪いってのか!?」
お前から鮫島を誘ったのかよ!
「俺先輩が好きなんだ先輩しかいないんだ‥先輩だけなんだよっ」
そんな事聞いてねーよ
「俺が知りたいのは鮫島が裏切ったのかって事だ!」
「鮫島先輩は裏切ったりしない」
「何でわかんだよ‥実際に日高お前としたんだろ!?」
「だからっそれは!違うんだって‥ッ!」
何が違うんだよ?
したんだろ?
「先輩だって‥俺と言葉の食い違いあるじゃん‥あるだろ?」
「‥‥‥」
「俺は先輩だけなんだよっゥック先輩だけなんだって!!!」
日高が布団叩きつけポタリと落ちた涙
「夏?」
「あっほら!高級和牛ステーキ買ってくれたあの時!」
「あっだからステーキなかったのか‥」
「ごめん‥」
下向いた日高
「そっそんな事どうでもいいんだよっっそれより」
俺が日高を突き放したのも悪いのはわかっている
わかっているけど
「それよりって‥何?」
「何?ってどうなったんだよっ」
「だからした」
したのはわかったからそうじゃなくってあーもう!
「お前から誘ったのか!?」
ぶんぶん首を横に振った俺
「ナンパ野郎からか!」
また首を横に振った
「じゃ何?!」
小さく話し出した日高
「‥先輩の夢見てて先輩から俺にキスしてくれて‥びっくりしてそれで‥目開けたら橘さんで‥寂しくて温もりが欲しくてそのまま‥俺先輩の事諦めようと思ったんだ‥だから‥」
はぁ?なんじゃそりゃ?
「勝手に決めんな…」
「え‥?」
小さく先輩が俺に言った
言ってくれた
「諦めるとか別れるとか勝手に決めんな…」
先輩‥
あの時はもう本当にダメかと思ったんだ
「勝手に決めんなよ…」
「ごめんなさい…」
「ナンパ野郎との事は‥もう‥いいから‥鮫島は?」
無二の親友だと思っていた鮫島が俺を裏切った
鮫島に裏切られた気持ちは拭えなかった
「‥‥‥」
「いつなんだよ言えよ!」
ビクッとした日高
「殴ったりしねーから言えよ」
真実を聞かないと受け入れられない俺がいた
「鮫島先輩とは事故だったんだ」
「事故?」
「うん…言葉の食い違いって言うかその‥」
「なんなんだよ?はっきり言えよ」
顔を上げ俺をじっと見た日高
「橘さんも鮫島先輩も悪くないんだ!」
「じゃお前が悪いってのか!?」
お前から鮫島を誘ったのかよ!
「俺先輩が好きなんだ先輩しかいないんだ‥先輩だけなんだよっ」
そんな事聞いてねーよ
「俺が知りたいのは鮫島が裏切ったのかって事だ!」
「鮫島先輩は裏切ったりしない」
「何でわかんだよ‥実際に日高お前としたんだろ!?」
「だからっそれは!違うんだって‥ッ!」
何が違うんだよ?
したんだろ?
「先輩だって‥俺と言葉の食い違いあるじゃん‥あるだろ?」
「‥‥‥」
「俺は先輩だけなんだよっゥック先輩だけなんだって!!!」
日高が布団叩きつけポタリと落ちた涙
