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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第9章 かわいいコイツ

パクッ♪

「先輩!超うまい!マジうまい!」

「お前は大げさなんだよ‥」

俺の作ったハムエッグを夢中で食べるコイツ

もし‥毎日毎朝こんな感じだったら楽しくて嬉しいんだろな

「先輩?食べないんですか?」

え?

「俺コレも~らいっと♪」

日高が俺のハムエッグに手つけようとしたから

「やめろ!」

「あ‥『あ‥』」


ハムエッグの一番の楽しみ

半熟の玉子の黄身を潰しやがった

俺の半熟玉子を‥

先輩泣きそうな顔してる

「ごめんなさい」

俺が半熟玉子見てたら日高が悲しそうな顔していたから

「いいよ‥お前食べろ」

「え?」

「だからいいっつってんだろっ!食べないなら俺が食べるっ」

すると日高慌てて食べる!食べる!って

コイツは本当にかわいいな
心の中で微笑んでいた

モグモグ♪

「ふぇんぱい?今日らいがくいきまふ?」

「ああ」

ハムエッグに夢中になりながら先輩に聞くとカフェオーレを膝立てて飲んでいる先輩がいた

すっげーカッコよくって見とれてしまった

「何じろじろ見てんだよ?」

あ‥睨まれた

「別にっ!ごちそうさまでした♪」

変なヤツ

食べ終わった食器を何故か俺が洗い場に持って行った時後ろついてきたコイツがいきなり変な事を言い出した

「先輩せっかくですから大学サボってデートしませんか?」

《デート?!》

「アホか!男同士でデートとか気持ち悪い!」

どけっと先輩が俺を押しのけて部屋に戻って行った

付き合ったらデートとか男同士でもするのか?

「気持ち悪いって‥それ以上の事してんじゃん‥俺たち」

男同士のデートって何をするんだ?

「先輩?」

「っき‥あったらしたいのか?」

気あったらしたいのか?
そら好きな人とはしたいに決まってる
だから俺は

「そらしますよ」

「そ‥そうなのか?‥じゃいいよ‥」

え?

先輩からHしていいって言ってる?

「先輩‥」

「うわっ!何すんだよっバっやめろって離せっ」

していいって言ったからベッドに押し倒して服捲り上げようとしたら暴れる

「先輩‥していいって言ったでしょう?」

は!?何言ってんのコイツ

「離せっ俺は付き合ったらデートとかするのかって聞いただけっ」

ハッ!恋人宣言してどうすんだ俺っ

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