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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第39章 ‥‥‥。

「何すんだよなっちゃん?」

俺を壁に押さえつけた相川の手が震えていた

「腹に力入れろっ」

はぁ?

「何で?」

何でだとっテメー!

「俺の日高に手出しただろお前!!許さねーからなっ」

手出したって‥

えっまさか喋ったのか日高君!?!

「先輩っ何してるんだよ!?」

また日高がとめに来て鮫島の胸ぐら掴んだ手を握ってきた

「っ‥裏切ったつもりはなくても!言葉の食い違いだったとしても!俺の日高に手出した事には違いねー!一発殴らせろ!鮫島っ!!」

先輩‥

親友を本気で殴りたいヤツなんていない

俺の悔しさをわかってほしかった。

虚しさを知ってほしかった

「日高君手離して‥。悪かった。好きなだけしろ」

俺は自分のした過ちを相川の怒りを受け止めなきゃならない

「腹に力入れろよ!いくぞっ」

俺の肩を掴んだ相川

《?!!鮫島お前‥っ》

「‥‥‥‥」

「‥ッゲホッ‥ゲホッ‥」

「先輩!」

「日高は黙ってろ。これはケジメだ。二度とすんな‥日高カフェオーレ入れてくれ」

「えっあっ‥うん‥」

鮫島先輩と先輩をその場に残して言われた通りカフェオーレ作りに向かった


「なぜ本気でしなかった?」

肩を掴んだ後日高君に見えないように自分の身体で隠し勢いつけて寸止めで止めた相川

「できる訳ねーだろバカ‥」

鮫島の肩掴んだ時全身の力抜いているのがわかった。

そんな力抜かれたら出来ねーだろ‥

「お前将来俳優になれば?」

「俳優?」

「演技うまいじゃん‥」

「‥‥‥」

一層のこと本気で殴ってくれた方がまだマシだった

手を引く時《バカだろ》と耳元で言った相川

殴るよりも抉るように重く鋭く俺の胸に刺さった相川の想い
形は違えど裏切った事には変わりない

なのに本当お前って‥

ずっと親友でいる事を約束するよ相川

部屋の扉が開いた

「お帰り?」

橘さんが部屋から出てきた

「橘さん大丈夫?コーヒー飲む?」

「大丈夫♪この通りって相ちゃん?」

振り回そうとした手を掴まれた

「やめとけナンパ野郎歳にはかなわないって(笑)無理するな」

歳?

「だから俺は君たちとは?」

耳栓した手を動かした食パン君

「ワレワレハ宇宙人ダァ」

宇宙人?

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