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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第9章 かわいいコイツ

先輩の汚れたパンツとズボンも洗濯し物干し竿に干してると思った

《俺の服の横で風に揺れる先輩のズボン何か嬉しい》

「先輩これ履いて」

渡されたズボンと新しいパンツを履いたらぶかぶかだった

「日高‥足長げーな」

「何かいいました?」

「いや…別に」

裾を捲ってベルト締めて出掛ける事にした



俺たちが訪れたのは若者に人気のカジュアルブランドとか映画館とかが入ったショッピングモール

「先輩映画見ます?」

映画とかデートの定番中の定番だろがっ
嫌に決まってるっ


「観たいのあるのか?」


けど‥つい聞いてしまった‥


「特にはないですけど‥」

「じゃ‥やめっうわっ!」

いきなり腕引っ張られてぐんぐん連れて行かれチケット買う列に並ばされた

「お前観たいのなかったんじゃないのかよ」

振り返った日高はニコっと笑って


「定番ですから」

こんにゃろうっ

「いらっしゃいませ。どの映画になされますか?大人2枚ですね?」

結局チケットを買った

「映画なんて久しぶりだな‥」

とか思っていると何やら持って日高が来た

「先輩入りましょう♪」

日高が持っていたのはポップコーンとジュースだった

コイツ定番中のド定番だな‥

席に座るといきなり日高がまたあれをしてくる

「もういいだろ?」

「嫌です」

俺に渡されたのはポップコーンで

日高が口開けて待っている

「先輩あ~ん♪」

こんな人のいる中で出来るかっ

ポップコーンのカップを日高に渡すと突き返されてしまい
入っていたケースにも入れさせてもらえない

「先輩早くあ~ん♪」

くそっ!


俺はポップコーン1つ取って日高の口の中に入れてやったら


コイツ!指舐めやがった!

「やめろっくすぐったい」


「くすぐったい?」


ハッ!また俺はボケツ掘ってしまった

まるでされて嬉しいみたいじゃないかっ

「なっ何でもない!」

「変な先輩‥」

日高が舐めた指から熱い熱が走っていた

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