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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第40章 芽生え始めた小さな恋の花

けど嬉しい俺

あのホテル以来抱かれていなかったから寂しかったんだ




鮫島が風呂にいるとわかり素早く着替え風呂場を後にしようとしたら出てきた鮫島健二!

「あれ?俺の服は?」

カゴの中に用意していた着替えがなかった。

ヤッバ‥あれ鮫島の着替えだったのかよ‥

そーっとそーっと抜き足差し足忍び足でその場を後にしようとした俺

「おい!待て」

「ぐはっ!くっ苦しいっ」

襟首の後ろをグイッと引っ張られて喉締め付けられた俺

「俺の服隠したのなっちゃんか?」

首をブンブン横に振る相川

かくっ隠したんじゃねー‥放り投げたんだっ

「変わりの服持ってきてくれよ?」

うんっうん!と激しく首を縦に振ったら離された襟首

「くそーっ‥何で俺が服なんか…」

「何か言ったか?」

「何も言ってね…てバカ!見せんなっ隠せよっ前!!変態っ!」

襟首整えて振り向いたら堂々と前隠さず立っていた鮫島

生々しい鮫島のデッカイモノ
起ってなかったかあいつの前?

起って‥

「いやいやっ!考えるなっ考える‥」

ブツブツ言いながら相川が出て行った

「服!忘れるなよ~っ」

俺はあの時河辺に打ち明けた時コイツを悲しませたり泣かせたりしちゃいけねーと思った。大切にしてらなきゃいけねーと思った。

だから俺がしたくても河辺がしたくないならしちゃいけねーと思ったんだ。

身体をバスタオルで拭いていると河辺がやってきた

顔を見合わせ何故か照れてしまった俺たち2人




鮫島に服を渡した後帰った自分の部屋

またコイツ‥拗ねてる‥
日高が背中向けてベッドの中に潜り込んでいた

「日高‥」

ギシッ‥

俺はベッドサイドに腰おろして日高の頭撫でてやった

バッと起きたコイツ

撫でた手首掴まれた

「先輩っ!お触り禁止だよな!?お触り禁止なのに先輩は俺の頭触ってズルっ!!一回分俺にも触らせろっ!!」

鼻息荒らして攻め寄ってくる日高

「いっ一回分って‥」

そんな息荒らさなくても
いつもの癖とゆうかなだめようとして触ってしまっただけであって‥

「触らせろよ先輩っ!」

すっすごい眼力っ

「あたっ頭だぞっ!」

先輩が頭突き出してきた

日高の両手が俺の頭に触れ

チュッ♪

はっ?

「あっ頭にキスするヤツがいるかよ!?」

顔を上げたら

日高の顔が近づいて

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