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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第41章 小野寺さんと橘さんと俺と先輩

次の日の朝

ヴィーン♪ヴィーン♪ヴィーン♪

小野寺さんが来る♪
俺は早朝から掃除機をかけまくっていた

「ふぁ~‥何?橘さん朝から掃除?偉いな‥」

コーヒー飲もうっと‥

鮫島君が起きてきた

「小野寺さんが来るからね♪鮫島君は棚拭いて」

棚拭いてと言って渡された雑巾

何で俺が‥

棚って‥まるで大掃除

「なっちゃんと日高君は?」

ヴィーン♪ヴィーン♪ヴィーン♪

「なっちゃんと日高君はって!」

ヴィーン♪ヴィーン♪ヴィーン♪

聞こえちゃいねー‥

ったく!
何で俺だけ掃除させられなきゃいけねーんだ!
頭にきた俺は勢いよく相川たちの部屋の扉を開けた

「おいっそこの2人起きろ!!」

は?何で頭と頭逆に寝てんだ?

昨日俺と風呂で遭遇した事で喧嘩したか?

いやいや‥一緒に住んでんだから遭遇ぐらいするわな‥

「ん~‥だれ?」

日高君が目をこすりながら起きたみたいだった

「あっ日高君おはっおはよう‥」

鮫島先輩?

自分のせいで喧嘩したのかと思い一人掃除させられている怒りを忘れ普通に話しかけてしまった俺

「何ですか?ふぁ~‥」

「いや‥別に‥」

「別にって用があるから入ってきたんでしょ?」

眠い‥

「あったっ橘さんが掃除手伝ってくれって」

掃除?

「着替えたら行きますふぁ~‥」

「助かるよ」

何で俺が助かるよとか言わなきゃいけねーんだっ

鮫島先輩が部屋から出て行った後俺はゆっくりベッドから降りて先輩を見たら毛布を抱きしめて眠っていた

本当は寂しいんじゃないのかよ‥

毛布抱きしめる先輩の側に行くと片方だけグーされた腕が伸びていた

俺はグーで握られた手の隙間に人差し指を差し込んでみた

にぎにぎしてきた先輩

‥‥ぶはっ何これ!(笑)

にぎにぎ♪

‥‥‥‥。

先輩の手から指抜いて着替えて部屋を出た

ヴィーン♪ヴィーン♪
ふん♪ふん♪

橘さんが上機嫌で鼻歌唄いながら掃除機をかけていて
鮫島先輩が棚を拭いていた
「何すればいいですか?」

振り向いた鮫島先輩

「橘さんに聞いて…」

そう言われ橘さんの肩叩いて聞いた

「橘さん?」

ヴィーンッ

「あっ日高君?おはよう♪日高君はトイレ掃除お願いできるかな?」
「は?何で俺が棚で日高君はトイレ掃除な訳?」

トイレ掃除を頼まれたら鮫島先輩が文句を言いに来た

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