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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第41章 小野寺さんと橘さんと俺と先輩

先輩にゴム手袋した手引っ張られて来たリビング

サラっとした黒髪のファッション雑誌から飛び出てきたのか?!ってゆうような長身の人が後ろ向いて立っていた

「誰?お客さん?」

日高も同じ事を聞いた

「バカ!だから違うんだって」

「えっ‥何が違うんだよ?」

サラっと前髪かきあげたその男の人が振り向いた

「!!!?」

おのっ小野寺さん??!
左頬に傷があったからわかった

小野寺さんめちゃめちゃ格好いいじゃん!

思わずゴム手袋を口に当てた

「一樹?おはよう‥手」

手?

「バカ!お前ゴム手袋してんだろババっちいっ」

「ババっちいって先輩も手繋いでんじゃん!」

まだ手繋いだままの手を見た先輩

「あー!お前汚いっ!!離せ!イエローカードだ!」

「汚いって先輩から手繋いできたんだろ!?イエローカードってそれも先輩から」

「イエローカードって何だ?」

小野寺さんが聞いてきた

「先輩が禁欲生活しろって!」

「禁欲生活?」

「小野寺さん先輩に何とか言ってくれよ!」

「お前が四六時中触ってくるからいけねーんだろ!」

「四六時中も触ってないだろ!人を変態みたいに言うなよな!」

「お前は変態だろ!すぐ触ってきてすぐする癖に!」

「すぐする癖にっ先輩もしたいんだろ!」

「んな訳ねーよバカ!頭ん中そんな事ばっか考えてっからそうなるんだよっべ~ぇ」

べ~ぇって憎たらしいっ

「そうなるって先輩もすぐ反応する癖にっ気持ちいい声出すじゃん!本当は入れてほしいんだろ」

「入れっ入れてほしいとか反応するとか生々しいんだよバカかっ!気持ちいい声なんか出してねーし!」

「出してんだろ!」

《出してねー!『あー言えばこー言う!』》

‥‥‥‥。

「いい加減にしろ2人共」

2人の肩に手を置いた

「ふんっ!!『ふん!』」

ぷいっとして離れてしまった2人

式挙げたんだろ…成長しろ!


向こうから河辺君がやってきた

「あれ?橘さん誰?お客さん?」

「あっいやっ」

言おうとした時鮫島君もやってきた

すっげー色男が相川と日高君の間に入って何か言っていた

睨み合う2人の仲をとりもっていた小野寺さんが振り向いた

「あっおはよう」

えっ?

「まさか!小野寺さん?」

「うそ!小野寺さんなの?!」

「だから小野寺さんだって」

もう!!

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