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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第41章 小野寺さんと橘さんと俺と先輩

日高と部屋から出ると鮫島が声かけてきた

「何してたんだよ?今から罰ゲームの道具買いに行くけど来るか?」

罰ゲーム?

「罰ゲームってまたお前何か企んでんじゃねーだろうな?」

「企む?普通にゲームしても楽しくねーだろう(笑)」

そりゃまぁ‥そうだけど

「俺寒いから家にいるわ‥日高どうするよ?」

どうするよって先輩が行かないなら普通俺も行かないだろ?

「俺も先輩と家にいるよ」

そっか‥って言って出かけてしまった鮫島先輩と河辺

橘さんと小野寺さんが部屋から出てきた

「あっ丁度良かった♪今から小野寺さんとぶらっと買い物がてら出かけてくるけど何か欲しい物ある?」

「橘さんと小野寺さんも出かけるの?」

「明日のお菓子とかないしね♪夕方には帰ってくるから♪」

夕方って後6時間はあるけど?

「‥気をつけて行ってらっしゃい」

「行ってきます♪」

ガチャンと閉められた玄関の扉

2人っきりになった広い家ん中のソファに座った俺と先輩

「先輩‥俺たちだけになったね‥」

「あっ‥ああっ」

何故か緊張してしまう俺
あんな話した後の2人っきり
緊張しない訳がなかった。

「先輩‥」

ビクッ!

「なっなんだよ‥!」

「どうしてそんなに離れてるの?」

長~いソファの端に俺が座ったら普通隣に座るよね?
なのに真逆の端に座った先輩

「べっ別に意味はねーよっ」

足組んだ日高が俺を呼ぶ

「こっちおいでよ」

おいでよって行ったらするんだろ?

あれを実行するんだろっ
まだイメージがっ

「こっちおいでって♪」

「‥‥‥‥」

どうしたんだよ先輩‥

日高がソファから立ち上がって俺に近づいてくる

「お前っ触るなよ!」

「触るなよって一時解除じゃないのかよ?」

一時解除?

「何の事だよっ!?って近いからっ」

今するにしてもしないにしても解除は必要だろ?

「何の事って‥先輩がいいなら俺は別にいいけどさ…」

「‥すっするよ‥するけど‥」

「するの?」

「うるさい!今はしねーの!あっち行ってろっ」

どっちなんだよ‥

「じゃ俺眠いから少し寝てくるけど先輩はゆっくりしといてよ」

朝早く起こされて眠かった俺
少し寝よう~と‥。

ゆっくりしといてよって一人で何しろって言うんだよ‥

結局日高に着いて行った
なんだかんだ言って日高の側がいい俺

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