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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第41章 小野寺さんと橘さんと俺と先輩

一方その頃

百貨店に来ていた俺と小野寺さん

「小野寺さん♪このお店入っていいですか?♪」

ショッピングしているとカジュアルな洋服を取り揃えているお店に入りたいと言った橘さん

「気に入った洋服ありますか?」

「これなんかどうでしょう?♪」

橘さんが一着の暖かそうなクリーム色の優しい肌触りのセーターを手に取った

「いいですね」

「小野寺さん?」

俺からセーター取ってお店の店員さんに何やら話している小野寺さん

何だろう?

チラッと俺を見た店員さん

小野寺さんの側に行くと店員さんがシャツとズボンを腕にかけやってきた

「これなんかいかがでしょう♪」

「橘さんはどうですか?」

どうですかって‥

「素敵だと思います‥」

「じゃお願いします」

「お願いしますって小野寺さん?!」


ニコッと微笑んだ小野寺さんが会計を済ませ紙袋に入れられた洋服を俺に渡してくれた

「さっ行きましょう」

「えっ…行きましょうって」

「この間ご馳走になったお礼ですクス」

「お礼って‥」

洋服の方が断然高い‥

初めてもらう小野寺さんからのプレゼント

素直に嬉しかった

「ありがとう‥ございます」

「いいですよ」


その後おしゃれなカフェで休憩した2人

「小野寺さん♪このケーキすごく美味しいですよ♪」

抹茶ロールを一口口に入れニコっと微笑んだの橘さん

嬉しそうに食べてるクス

かわいい人

「小野寺さんは食べないんですか?」

足組んだ小野寺さんがホットコーヒーを一口飲んだ

絵になる人だな‥

俺もホットコーヒーを一口飲もうとしたら
ガシャーン!

「熱っ!!」

ひっくり返してしまった

「橘さん!大丈夫ですか!?」

小野寺さんに見とれてしまって手が滑ったマヌケな俺

「だっ大丈夫ですからっ」

小野寺さんが布巾持って濡れた足を拭いてくれた

「すぐ着替えた方がいい。出ましょう」

「えっけどっ」

小野寺さんに手を繋がれ来た場所

それは‥。

「橘さん脱いでください早く冷やした方がいい」

脱いでって ‥

「だっ大丈夫ですからっ」

「橘さん!」

小野寺さんが俺のズボンに手をかけ下ろされたズボン

恥ずかしいっ

「ちょっ小野寺さん!?」

手引っ張られてバスルームに入れられた

「冷たいですが我慢して冷やしてくださいね」

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