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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第42章 ♪温泉旅行♪

「いいからいいからっ」

日高君に背中押されて遠ざかる洗面所に向かって声かけた

「なっちゃ~ん?あまり擦りすぎるなよぉー」

危なかったぁーっ

間一髪でイッた。

擦りすぎるなよって今出したばっかりだし‥

日高の口の中気持ち良かった‥

余韻で後ろがウズウズしてくる

もしかしてセットなのか?

ポテトもいかがですか的な‥

‥‥‥‥‥。

一度顔を冷水で洗いリビングに戻った俺

「先輩早く♪早く♪」

お前はいいよな?
余計な事考えずに済むから‥

全員揃いいただきます♪

「橘さん?何時に出るの?」

河辺君が聞いてきた

「新幹線で行こうと思ってるから8時かな?」

「新幹線高くないの?大丈夫?」

大丈夫?って俺が全員分出すのか!?

一人当たり1万5千円と計算して往復で3万×6人分

それだけで約20万?!

かっ顔が青ざめていく

「橘さん?大丈夫ですか?」

はっ!!小野寺さんっ ケチくさい男だと思われたくない

「だっ大丈夫で‥す」

「レンタカーにしましょうか?」

「けどこんな朝早くからすぐ貸してくれるお店なんて」

「パパに聞いてみるよ♪」

パパ?
そういえば河辺君電話一本でこの広い部屋も用意してくれたんだよな‥

どこの御曹司なんだろ?

「けどっ」

「橘さん♪貸してくれるんならここは素直に貸してもらったらいいんじゃね?♪」

鮫島君‥

すぐパパに電話しに部屋に戻った

トゥルル♪トゥルル♪

『どうした?かなめこんな朝早くに?』

「あっパパ?キャンピングカーみたいな大きな車貸してほしいんだけど?」

『何に使うんだ?』

「皆で旅行に行くんだ‥けど6人分の新幹線代すごいから車一台で行こうって事になって‥パパ無理かな?」

『‥‥‥‥‥』

「お願い!兄さんも一緒なんだ♪」

なつめが一緒?

『仲良くやっているのか?』

「兄さんすごく僕に優しいんだよ♪もうすぐ引っ越すみたいなんだ‥寂しいけど仕方ないよね?」

引っ越す?

『貸す代わりに後で詳しく教えてくれるなら貸してもいいが‥』

「はい♪ありがとうパパ♪何時頃車用意できそうかな?」

『今すぐにそちらに向かわすから待ってなさい』

「はい♪ありがとう♪大好きだよパパ」


電話を切り皆のいるリビングに戻った

「どうだった?河辺オヤジさん貸してくれるって?」

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