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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第42章 ♪温泉旅行♪

「先輩そろそろ上がろうか?♪」

「えっもうそんな時間かよ!?」

まだゆっくり浸かっていたいなぁ‥

チャプン‥

日高が後ろから抱きしめてきた

「また貸し切るからさ♪上がろう?」

「貸し切るからさって高いだろ?」

「う~ん?2時間5千円だからラブホとそんなに変わらないだろ?貸し切り露天風呂にしたら安いんじない(笑)」

ラブホ?

「お前ここ露天風呂だぞ!ラブホと一緒にすんなよっ」

ザッバーン♪

日高が立ち上がった
!!!!!!?

まっ前隠せよっ

目がチカチカする

「ラブホ代わりにしたの先輩だぜ(笑)」

「それはっお前が」

ザッバーン♪

俺も立ち上がったら日高が手を差し出してきた

「俺が何?それより上がったら一緒にコーヒー牛乳飲もうな♪」

コーヒー牛乳?

「俺みかん水がいい‥」

「みかん水?何それ?ポンジュースみたいな物?」

差し出した手を掴んだ先輩

「全然違げーよ(笑)みかん水知らないのか?」

「俺知らない‥」

露天風呂から上がって湯気が立つ2人のぽっかぽかに温まった身体

「あんな旨いもん知らないなんてお前人生半分損してるぞ(笑)」

「そんなに美味しいのか!?」

「ああ♪スーッと喉を通った後鼻からぷーんとみかんの香りが‥ああたまんねー♪さっさとみかん水飲みに行くぞ♪」

「うっうん♪」

みかん水かぁ♪
どんな味なんだろう?

さっさと身体拭いて浴衣着て出た貸切露天風呂の扉

「あ‥‥。」

「どうしたの先輩?」

あ‥‥。

鮫島先輩と河辺の後ろ姿が見えた

日高と目が合った俺

「‥‥‥‥」

「‥‥‥‥」

2人共自然と逆方向に向かって歩き始めた

遠回りしてやってきた土産物売り場日高と手分けして探す事にした

土産物売り場にみかん水なんかあるか?

そう思いながら探したみかん水

ないなぁ…

やっぱりこうゆう場所には置いてないか‥

「何をお探しですか?♪」

売店の姉ちゃんが話しかけてくれた

探す手間が省けた♪

「みかん水探してて‥」

「みかん水?あっそれなら露天風呂の中の休憩所で販売してますよ(笑)」

露天風呂の中の休憩所!?

貸切には休憩所なんかなかったぞ!

貸切だからなくて当たり前だった。

「ありが‥?」

教えてもらった礼を言って日高を探そうとしたら目に入ってきた物

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