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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第42章 ♪温泉旅行♪

教えてくれた姉ちゃんはレジカウンターの中にいてレジ横には何故か指輪が売られていた

本物か?

けど値段が安すぎねーか?

1つ1000円って‥

気になっていた日高に指輪渡せていない事ずっと気にしていた

じーっと指輪に目がいってしまう俺

「あっこのシルバーリング素敵でしょ♪ペアで買われるお客様も多くて人気ですよ♪」

シルバーリング?
日高がくれたPなんとかとは違うのか?

でも渡したかった指輪

人気?

「買います!」

「ありがとうございます♪どれにしましょうか?」

日高はどんなのが好みなんだ?

本物じゃなくても喜んでくれるかな‥

大学卒業して働いてお金貯めたら本物買ってやればいいか

男だからなるべくシンプルな物を選んで買った指輪‥1つ

男の俺が彼氏に渡すなんて知ってるのは俺だけなんだけど

彼氏?
赤くなる俺の顔

さすがにペアで買う勇気はなかった。

「ありがとうございました~♪」

安い1000円の指輪

+100円で専用ケースに入れられるって教えてくれた姉ちゃん

+100円出して入れてもらったら見た目本物に見えなくもない安物の指輪

日高喜ぶかな♪

俺は安物の指輪を後ろ手に隠して日高を探した


その頃俺はみかん水は露天風呂の休憩所で販売されていると土産物売り場のおばちゃんに教えてもらって露天風呂まで戻っていた

皆お目当ては露天風呂

なのに入らずみかん水だけ買いに入るって結構勇気がいるもんだった

みかん水2つ保冷棚から取り出して渡したお金

「瓶返却してくれたら10円返すからね♪」

へー‥リサイクルか‥

一本100円で10円返ってくるって事は90円のジュース?

原価いくらなんだ?
そんな事思って戻った土産物売り場

先輩?先輩はっと?

あっいた♪ん?

よく見ると先輩は土産物売り場から少し離れた長椅子で寝ていた

あんな所で浴衣姿で無防備に寝て
襲ってくださいって言ってんのと同じだろ!!

先輩の元に近づくと先輩の隣にハゲ頭が座っていて先輩の太ももの上に手を忍ばせようとしていた

《そのまま寝てろよ♪綺麗な姉ちゃん♪》

「ちょっとアンタ!何しようとしてんだ?その人俺のなんだけど!」

げっ!彼氏持ちか!!そらこんなに綺麗で美しい魅力的な女なら‥

胸がない?男?

ギョッ!

何だ?

目を丸くしたハゲ頭

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