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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第43章 砂浜デート

慌てて【開】のボタンを押そうとして伸ばした腕

ダンッ!

「痛っ!」

腕を取られエレベーターの壁に押さえつけられてしまった

「何するっ‥(!!!?)んんっ!」

腕を取られ押さえつけられたかと思うと唇が触れエレベーターの中でキスをされた

「やめろっ!」

バッと力入れて離した密着した身体

江崎がエレベーターの壁に手をついて俺が逃げないように囲ってきた

「何考えているんだよっ!俺達はもう終わっただろ!!」

「終わってなんかいない‥いつ誰が決めた?」

えっ!?

「だって!お前突然俺の前から姿消しただろ!?」

「消した?仕事で海外に行っていただけだ‥帰ってきてお前に会いに行ったら引っ越して居なくなったのは橘‥お前の方だろ?」

「でも‥れっ連絡ぐらい出来ただろ!?」

今更何聞いているんだ俺は!?

ふーっとため息ついた江崎

「忙しかったんだよ‥悪かった。」

今更謝られても‥

「とにかく俺達はもう終わったんだ!降りるっ」

「帰さない」

そう言ってエレベーターの1階のボタンを押した江崎

動き出したエレベーター

「何するんだっ!」

「ここじゃアレだから場所移してゆっくり話しよう」

「場所移してってお前っ」

「久しぶりに会ったんだ‥な?」

「嫌だっ離せっ!!」

江崎がまた俺に密着してくる

江崎にまた壁際に押し付けられた時股関に当たった足

「っッァ‥」

甘い声が漏れた

「橘‥お前‥」

しまった!

小野寺さんに抱かれてから俺の身体は変わった

軽く当たっただけなのに不意に甘い声が出てしまった

赤い顔して俯いた橘

「へー意外だな。ただ俺は話しようと思ってただけだが予定変更した」

「江崎?」

チン♪

エレベーターが1階に着いた

「行くぞ橘?」

「やめっ離せ!」

ゆっくり開いたエレベーターの扉

!!!!!!!?

「小野寺‥さん」

「小野寺?」

タバコ吸いに行ったはずの小野寺さんがエレベーターの前に立っていた

「‥‥‥‥」

「降りるぞ」

エレベーターの中でいちゃつくな部屋でし‥

橘さん!?

何で橘さんが‥

手を握りエレベーターを降りようとした男

「離せって!」

俺はその手を振りほどいた

「恥ずかしがる事ないだろ?ほら行くぞ」

また手を握ってきた

小野寺さんが見てる
冷たい目で‥俺を見ていた

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