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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第43章 砂浜デート

俺と先輩の側まで走ってきた鮫島先輩

「何してたんだ?♪(笑)」

わざとらしく聞いてみた

「何って‥別に‥」

相川のヤツ照れてやがんの(笑)

ん?何か砂浜に書いてある?

「それは?」

それ?
鮫島が指差した場所

「日高消しとけよっ!」

「へー(笑)いいじゃん♪記念記念♪」

「記念って?おい!撮るな!」

パシャ♪

あーあ‥撮ってしまった日高が描いた絵

「あっそうだ♪海をバックに3人で一緒に記念写真撮らねー?」

記念写真?

「あっそれいいね♪」

「いいねって日高?」

「ほら♪なっちゃんも来いよ(笑)」

「鮫島くっつくなって!」

「撮るぜ~!イッチにっこニッコニコ♪」

「なんだそれ(笑)」

パシャリ♪

左から日高鮫島俺の順に並んで肩組んで笑って撮った一枚の写真

「日高君となっちゃんの2shotも撮ってやるからくっついて♪」

「俺はもういいよっ」

相川が離れようとした

「いいからいいから(笑)撮ってやるって♪」

無理やり日高の横に立たされた

「撮るぜ~?イッチにっこニッコニコ♪」

日高がピースサインした横で照れくさくて違う方向向いた俺

「なっちゃんダメじゃん!」

撮り直そうとしたら日高君が俺に駆け寄ってきた

「鮫島先輩先輩の隣行って撮ってあげるから♪」

え?俺と相川を?

「けど」

「いいからいいから(笑)早く行って♪記念だろ?」

日高君に背中押されて相川の隣に並んだ俺

「えーっ!俺鮫島と撮りたくねーよっ」

「何だとてめー!もう一回言ってみろ!」

「やめろよ鮫島!痛いだろ(笑)」

「この野郎!」

鮫島先輩が先輩の首に腕回してもう片方の手で頭グリグリする中先輩は笑っていた

その笑顔が可愛いくて思わずシャッターを押した

パシャリ♪

パシャリ?

「あーっ日高お前今押したのか!!撮り直せっ」

「撮り直せってなっちゃんノッてきた?(笑)」

「うるせー!早く来い!」

「ちょっなっちゃん!?」

鮫島をグイッと引き寄せ肩組んでピースサインをした俺

‥‥‥‥。

「日高何してんだよ?早く撮れよ♪」

「えっあっうん‥。撮るよハイチーズ!」

俺の時にはしなかったピースサインと笑顔を見せた先輩

「お前ハイチーズとか古っ(笑)って日高?」

ぷいと向こう行ってしまった

なんなんだよ‥

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