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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第43章 砂浜デート

《バレたのかな‥どうしようっ》

《そんな訳ないだろ?》

バレたのかな?だと!
江崎殴ってからゆっくり話しような橘さん!

「早く出て来い!」

《怖いよっ》

《大丈夫だから‥和樹は待ってろ…俺が出るから》

和樹?えっ?

橘さんは弦五郎‥

《でもっ田宮さんに何かあったらっ》

《俺は大丈夫だから‥な?》

田宮?

‥‥‥‥‥。

俺は大きな間違いをしたらしい

大丈夫だと言ったものの和樹の彼氏と会うのは初めてで恐る恐る開けた扉

あれ?いない?

《どう?》

《居ないみたいだけど?》

《え?》

《だったら問題ないな(笑)続きするぞ♪》

《えっ‥ぁんっヤダッダメぁああっん!》

《感度良くなってるぞ(笑)》

《ダメぁああっん》

‥‥‥‥。

間一髪で抜け出しトイレの外壁にへばりついた俺

出会わずに済んだ‥良かった。

邪魔して悪かったな‥。後は好きなように思う存分勝手にしてくれ

逢い引きだった‥

けど人違いで良かった

尾行とか慣れない事はするもんじゃないな‥

橘さんじゃなかった‥
橘さんじゃなかった‥

「はは‥あはは‥あはは‥(笑)」

ホッとする気持ちと今の自分の姿見て笑ってしまった

俺‥何やってるんだ?

はぁ‥とため息ついてトイレから離れ歩いていると一樹が俺を探しいるようだった

「あっ小野寺さんあったあったんだよ♪あそこのレジ横に!ほら♪ね?」

「???」

小野寺さんの腕引っ張って連れて来たレジ前

あ‥そうだ‥指輪!!
一樹はずっと指輪を探してくれていた

一つ1000円か‥

玩具じゃないのか?

たまに土産物売り場でも本物を売っている所もあるから本物かと思っていた

しかしよく出来てるな‥

せっかく一樹が探してくれたんだから
一つ買って行くか‥
どれにしようかと指を出そうとした時

「場所わかったから部屋戻ろう?♪橘さんとまた来たらいいよ♪ね?」

「えっああ。そうだな‥」

‥‥‥‥。

指を引っ込めた

よく考えたら橘さんは大人だ
本当に欲しいか聞いてからにした方がいいかもな‥

一樹と3階の皆の部屋に戻ると橘さんだけいなかった
まだ寝てるのか?

「橘さん呼んでくるから待っていてくれ」

「は~い♪」

橘さんを呼びに自分達の部屋に向かった

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