テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

楽しい小さな宴会が始まった

「先ずは鍋にお野菜入れないとね♪」

鍋に野菜入れようとしたら兄さんがお肉を入れてきた

肉♪肉♪

「ダメだよ!先にお野菜入れるんだからっ」

野菜におなんかつけるな!
つけるなら鍋だろ鍋!

「いいだろっ別に!」

構わず鍋の中で肉をしゃぶしゃぶ♪楽しいなぁ♪

兄さん!!

「河辺好きに食わしてやれよ(笑)」

鮫島が柄にもないことを言ったから肉離した箸

鍋の中で泳ぐ肉‥

あ~‥縮んでいく‥
縮んでいく肉をただ見るだけってすごく切ねーな‥

ん?食わねーのか?

「も~らいっと♪」

は?

「何でお前が取るんだよ!それ俺の肉!」

「箸離した方が悪い。それにお前の肉って誰が決めた?(笑)」

「何‥だと!てめーっ!」

あーあ‥また‥

「こっちでしゃぶしゃぶすればいいだろ。な?先輩?」

こっち?
横を見たら鍋があった
あっこっちにも鍋あったんだ♪

「ふんふん♪ふ~ん♪」

先輩は単純とゆうか子供とゆうか‥

「子供だな‥」

ボソッと小野寺さんが口にした

「小野寺さんっそれ言ったらダメだって」

俺言わなかったのに!

ん?何だ?
背高ノッポがしゃぶしゃぶする俺を見ていた

言ったらダメ?何を?
あっ背高ノッポ肉ほしいのか?

「日高構わねーから(笑)先にやるよ♪」

え?先輩?
先輩が小野寺さんにお肉をあげた

「?ありがとう」

「いいから♪いいから♪ふんふ~ん♪」

「先輩?」

「しゃぶしゃぶするのが楽しいんだろ♪」

次の肉をしゃぶしゃぶしていると

「俺にもちょうだい♪」

俺?誰だ?
器を差し出してきた相手ナッナンパ野郎!?

「いっいつから私じゃなくなったんだよっ!」

しゃぶしゃぶ!しゃぶしゃぶ!

「それよりお肉‥」

しゃぶしゃぶ!しゃぶしゃぶ!

「それよりいつからだよ!」

しゃぶしゃぶする手を止めない先輩

「先輩っしゃぶしゃぶしすぎ!!」

ヌハッ!!!?

肉を見たら真っ白になってシワシワのくちゃくちゃになっていた
俺の肉が‥

日高と目が合った

「やるよ‥」

いらないよっ!
けど、先輩の後始末は俺の係り

「ありがと‥」

どう致しまして♪
また次の肉をしゃぶしゃぶしした

「せん」

「言うな!」

わかってるから言うなナンパ野郎に渡せばいいんだろ?

次は俺に渡すなよ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ