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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

「本当か!!」

「え?」

「え?じゃなくて本当に行ってもいいのか!?」

遊びに来るぐらい許可いらねーだろ?

「‥ああ♪」

いつでも来い♪

「ありがとう!!」

ありがとうって言う程の事かよ?

離れ離れになると思っていたら相川から俺も行っていいと言ってきた
いや‥言ってくれたんだ

すんげー嬉しい!

今なら頭上で氷割られても笑えるぐらいすげー嬉しい♪

「いつ完成するんだ?♪」

「さぁ?」

「さぁ?ってお前知らないのか?」

「知る訳ねーだろ?」

「はぁ?」

「はぁ?って何で俺が知ってんだよ?日高が建てるんだから(笑)」

日高君が建てるけどお前一緒に住むんだろ?

「住むのに知らないのか?」

「日高に聞けよ。だから何で俺なんだよ?」

‥‥‥‥。

いや‥だから‥



トイレから帰ってくると鮫島先輩と兄さんが何やら楽しそうに話していた

入り込めない雰囲気をかもし出す2人

「河辺君どうしたの?」

橘さんが戻るに戻れない俺に声かけてくれた

「う~ん‥」

どうしたんだろ?

「一緒に食べよう?♪」

「河辺俺の隣座れよ?」

突っ立ってる河辺に先輩が座っていた座布団に座るように声かけた

「けど‥」

「先輩は気にしなくていいから座れ♪な?」

「うん‥」

戻るに戻れなくて断るに断れなくて座った座布団

「河辺は何食いたい?」

「え?」

「入れてやるから何食いたい?」

ニコニコ笑顔で聞いてくれた日高先輩

優しい日高先輩‥

「何でも食べれる‥」

「何でも食べれるって偉いな河辺は…?」

鍋から具をよそって河辺の前に器置いた時先輩達を見ていた

「気になる?(笑)」

「え?」

「先輩達もうすぐ卒業だから募る話もあるんじゃないかな?と俺は思ってるんだけどね(笑)」

卒業?

ずっと一緒にいられるとばかり思っていたけど鮫島先輩達卒業なんだ‥

「寂しいね‥」

河辺がポツリと呟いた

「まぁな?俺昔先輩が留年しないかな~♪とか思ったけどな(笑)」

「留年?」

ゴクリとビール飲んだ日高先輩

「ああ(笑)けど家帰ったら先輩と逢えるし、それに1年我慢すればいい話だし(笑)」

「1年って長いよ?日高先輩って我慢強いんだね‥僕は自信ないな‥」

「河辺は2年だな‥」

「えーっ僕は2年?!」

当たり前だろ?

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