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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

何書いてるか知らないから笑ってられんだよ!

「なっちゃん皆に聞こえるように大きな声で言いましょう♪」

言いましょうって‥
これヤバいやつだぞっ!
まだHした場所の方がマシだぞっ?
誰が書いたんだよっこんな事!

こ‥こんな事書くのは‥

「なんだよ?早く聞こえるように読めよ(笑)」

「先輩何て書いてあるんだよ?(笑)」

鮫島を睨みながら読んだ

「キッキスがしたい舌絡ませた濃厚なキスがしたい‥」

「なっ‥!おっ俺じゃねーぞ!」

鮫島が書いたんじゃないのか?

「鮫島先輩っこれはダメだろ!?誰が書いたんだよ!」

日高が全員見渡した

「検索はなし!ゲ‥ゲームだろ?有無を言わさず絶対だって言ったら皆首縦に振っただろ?それに恋人同士に当たる確率だってある訳だし自分に当たる確率だってある(笑)」

すげーゲームを思いついてしまった‥

「けど‥」

先輩と当たる?
もしかしたら先輩がスカしっぺする?とか思ったらあまり強く言えなかった

「なっちゃん割り箸ひっ引けよ♪ゴクッ」

生唾飲んだ俺

うっ‥。

日高に当たれ!日高に当たれ!と思ってひいた割り箸

「何色だ?」

「赤‥」

「赤だって誰?」

手を上げたのはナンパ野郎?

これはマズイよな‥
相川の好きな小説家だろ?

大丈夫か?と思いつつ言い出したのは自分でこの罰ゲーム考えたのも俺だったから言えなかった

先輩の好きな小説家橘さん‥
先輩は橘さんとした事がある‥

不安になる俺の心

「ちょっと待ったー!」

小野寺さん?

「何?小野寺さん?」

「恋人同士だったら交代する事もありだろ?」

「‥それは」

「鮫島先輩俺も小野寺さんの意見に賛成!」

「みっ皆はどう思う?」

全員それがいいとか団結力のすごい事

「じゃ‥交代もありにする‥」

「ちょっと待てよ!」

先輩?

「ゲ‥ゲームだろ?くじ引いたのは本人なんだからそのままがいいと俺は思う‥」

「先輩何言って‥」

「他の紙は何て書いてるかわかんねーし‥それに‥好きな人意外とするのは皆同じ気持ちだろ?」

「先輩それって‥」

嫌って事か?
大好きな小説家より俺を選んでくれたって事か?!

「どうするの?」

河辺が言ってきた

「日高君と小野寺さんはそれで納得する?」

俺は先輩の気持ちが俺なら‥
けど、まだ複雑な気持ち

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