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あなたの執事

第5章 日々の勉強

胸の膨らみのところでその舌はとまると何かチクッと痛みが走る


「……っ!」


その微かな痛みで意識がぼやっと戻ってくる


確かに誰かに触れられている感覚


「…だ…れ……?」


あたしは重いまぶたを開けようとする


そのときフワッと香る爽やかなフレグランスのような香りがした



パタパタパタ……キィーカチャン…

誰かが扉から出て行った



ぼーっと起き上がると触れられた感覚が残っている胸元に目をやる

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