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For BL lover ・短編集:)

第2章 保健室の鬼

そう思いたち上がると、急に身体が熱くなって足元がフラついた

こける!!

そう思って、とっさにソファの背もたれにしがみつく


なに・・・これ・・・!!



「どーした。帰るんだろ?目を潤まして、顔を赤く染めて、咳混じりの荒い息をして・・・帰れるもんなら帰ってみろ。」

っ・・・はぁ・・・・身体がバカになったのか?
なんで言うこときかねぇーんだ、っ、足がフラつく

高校生が媚薬に耐える姿、悶える姿
そして恥ずかしがる姿


たまらんね


皐月・・・面白いくらい素直な反応だ
いい子は好きだよ?

あくまで無表情でそんなことを思っていると
皐月が俺を思いっきり睨んだ


「っ、何しやがった!!!っ、ゴホ・・コホッ・・」

「加湿器にね媚薬をセットしたんだ。俺はそこから離れていたろ?お前は真横で霧状のミストをかぶり続けていた。・・・ひょっとして、こーなることを期待してたんだろ?制服を自分から緩めるなんて、誘ってる?」

「っ・・・・!!!!制服は、・・お手洗いが緩めろって・・・!!」

「先生の言うこと聞くんだ。皐月、かわいいね。お手洗い、ね。・・・お礼に君を肉便器にしてやるよ。便所はお前だ」

っ、やばいやばい!!!!!

逃げなきゃ・・・


っ、身体がもう痺れてゾクゾクして・・!!!




「続きは夕方な。」
「っ、・・・意味・・・わかんねーことっ・・言ってんじゃねーぞ・・!!!!っ、・・はぁ・・」

そう言っているのに甘い声が漏れそうで
我慢するために唇を噛むと
恐怖と熱と火照りが一緒くたになって
俺に襲いかかっていた

ガクガクしている俺に容赦無く
御手洗は両手を掴んだ

「ベッドに縛り付けててやる。勤務が終わるまで、可愛くしてろ。あぁ、あの熱血な新人教師が来ないようにしなくちゃな。」
「っ、無理・・さわん・・・なっ!!!」


必死にだけど弱々しく抵抗しているのに
スルスルと服を脱がされ
何故か体操服に着替えさせられる

そしてそのままベッドに連行され
両足をベッドに括り付けられてしまった


ほら!!!
やっぱり変態じゃねーか!!!

っ、柿谷のあほー!!!



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