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いつまでも一緒に…

第2章 2

一番最初に乗ろうと思ったのは、ジェットコースター。
私はこうゆう絶叫系は大好きなんだけど…

達「ムリ、ムリ、ムリ、ムリ、ムリ!絶対無理だって!だって俺高所恐怖症だよ!?」

嘘!初耳。

悠「大丈夫。大丈夫。私がいるから。」

達「でも、無理!俺乗らない!」

えー!私超乗りたかったんだけど…
苦手ならしょうがないな。

達「乗りたいなら1人で乗って来て…。」

嘘でしょ!?彼女に絶叫マシーンに一人で乗ってこいってどーゆうこと!?

悠「…わかった。乗って来る。」

という訳で、私は一人でジェットコースター乗り場に向かった。

5分後

ふぅ〜楽しかったぁ^^
ジェットコースターに乗り終わった私は達也が待っているベンチに急ぎ足で向かった。けど、いない。
どこ行った?周りをキョロキョロしたけどいないし…
だから私はベンチに座って待ってようとしたその瞬間、

達「おーい!悠!」

名前を呼ばれた方向を見ると達也が缶ジュースを持って走って来た。

達「おかえり。楽しかった?」

悠「うん!あのゆっくりのぼって、一気に下がる〜っていうのが、すっごくスリル満点だった!!」

達「乗んなくて良かった。」ボソッ

今の達也の言葉は聞かなかったことにしとこ。

達「そうだ!はい、これ。喉渇いたでしょ。」

と言って自販機で買った(であろう)オレンジジュースをくれた。

悠「ありがとう!!ちょうど飲みたかったんだ!」

悠「飲んだら、お化け屋敷行かない?」

達「…」

まさか?私はうつむいている達也の顔を見た。
すると達也の目が潤んでた。

達「い、行くの?」(震え声)

お、お主…乙女か!?
絶叫マシーン無理、
お化け屋敷無理ってどう考えても乙女だよね!?

そう思っていたら達也がいきなり立ってこう言った。

達「よしっ!!俺お化け屋敷苦手なの克服する!」

悠「本当に!?じゃあ、今すぐ行こう!!」

達「う、うん。」

私達はお化け屋敷がある方向に歩いて行った。

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