
俺の運命の相手が、男だった件について。
第4章 気持ち悪過ぎるアイツの件について。
「あー…だりぃ」
ぐっとそれを堪えて立ち上がる。
一瞬目眩に襲われるが、何とかやり過ごし、カーテンを占めた。
よく昼寝は20分ぐらいが丁度良いと言うが…まさにその通りのようだ。
「今度は目覚ましをかけよう…」と、怠い身体に密かに誓う。
それにしても、大分寝ていたせいで喉が渇いた。
何か飲もっかな…
伸びをしながら考えていると、
「朔ーー!早くしなさぁいっ」
次は、下から母さんの声が聞こえてきた。
寝起きそうそうご飯とは…
食欲はまさに皆無だが、折角作ってもらったモノを無駄にする方が俺にとっては有り得ない事。
「あー」
短く答えて、俺も下へ向かった─
──
「──何だこれは…」
食卓テーブルの上。
いつもなら白米が置かれるハズの目の前の茶碗には、何故か赤飯が盛られていた。
赤飯…だと?
赤飯てのはアレだろ?
なんつーか…ほら。
主に女子のめでたいお祝いの時に食べたりする…アレだろ?
なのに何で今日、赤飯なんだ?
色々と疑問が浮かんだ末。
俺はある答えにたどり着く。
「ま…まさか姉ちゃん…「違うから」」
もうとっくに(ナニが…とは言わないが)来ていたと思ってたけどまだだったのか?
と、おそるおそる口を開くと、迷惑そうに姉ちゃんは俺の言葉を否定した。
「変な想像はやめなさい。」
本気で嫌そうに言う姉に、たじたじで聞き返す。
「じゃぁ…これは一体…」
元々豆類が嫌いな俺。
もし、たまたま。なんて言われたらたまったもんじゃない。
ぐっとそれを堪えて立ち上がる。
一瞬目眩に襲われるが、何とかやり過ごし、カーテンを占めた。
よく昼寝は20分ぐらいが丁度良いと言うが…まさにその通りのようだ。
「今度は目覚ましをかけよう…」と、怠い身体に密かに誓う。
それにしても、大分寝ていたせいで喉が渇いた。
何か飲もっかな…
伸びをしながら考えていると、
「朔ーー!早くしなさぁいっ」
次は、下から母さんの声が聞こえてきた。
寝起きそうそうご飯とは…
食欲はまさに皆無だが、折角作ってもらったモノを無駄にする方が俺にとっては有り得ない事。
「あー」
短く答えて、俺も下へ向かった─
──
「──何だこれは…」
食卓テーブルの上。
いつもなら白米が置かれるハズの目の前の茶碗には、何故か赤飯が盛られていた。
赤飯…だと?
赤飯てのはアレだろ?
なんつーか…ほら。
主に女子のめでたいお祝いの時に食べたりする…アレだろ?
なのに何で今日、赤飯なんだ?
色々と疑問が浮かんだ末。
俺はある答えにたどり着く。
「ま…まさか姉ちゃん…「違うから」」
もうとっくに(ナニが…とは言わないが)来ていたと思ってたけどまだだったのか?
と、おそるおそる口を開くと、迷惑そうに姉ちゃんは俺の言葉を否定した。
「変な想像はやめなさい。」
本気で嫌そうに言う姉に、たじたじで聞き返す。
「じゃぁ…これは一体…」
元々豆類が嫌いな俺。
もし、たまたま。なんて言われたらたまったもんじゃない。
