カレコイ
第6章 あの少年は.....
ガタガタガタっ!!!
「っぶねー。ナミ、いきなり落ちんなよ。」
「こ、ここここらっ!!
ここ、職員室なんだよ?!!
いやいやいや、それ以前に!!い、今の!!」
石井くんの爽やか優男イメージが
バラバラと崩れ去った。
なんだこの妙に色気を漂わせてる青年はっ!!
「.....セカンドキス?」
「違うわっ!!!」
そーじゃなくて!!!
「.....ふーん。ま、ファーストは俺のもんだから仕方ない、か。
それにこれからのキスも俺のものだし、ね。
仕方ないから妥協したげる。
あ、俺、用事あるんで。」
●◇:§〇※▲◇'&*!!!!!!
俺様!!!
「い、石井くん!!」
「じゃ、また明日!
セ・ン・セ・イ?」
そういってやっと帰っていった。
私はヘナヘナと床にしゃがみこむ。
まずいって。緊急事態発生。アメリカからFBIもぜひ要請したいところだ。