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春の風

第5章 謎の男 side.田島


『あの‥。

すいませんでした。』

顔に似合わず、というか。髪は黒髪にしたんだけど。

意外にいいコなのよね。

若い子なのに、しっかりしている。

とかいう、私の独り言はいいか。。

「いいのよ、松川くんが、ってより、あの子たちが話かけて来たんでしょ。」

『まあ、そうなんですけど‥。やっぱり‥。』

顔をしかめる松川くん。

まあ、確かに。

気になるよね。

噂がイケナイってわかっててもさ。

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