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短編小説

第2章 人肌が好き過ぎる。

「うん、今日は早かったね、仕事が早く片付いたの?」

圭吾の匂いを堪能しつつ、離れずに居ると、ピタリと圭吾が動きを止めると、振り向き、キスをしてくれるのかと思ったが、ぐいっと引き離され。

「ちゃんと髪拭いて来ないな、風邪引くぞ」

ぶっきらぼうに聞こえる言葉も、俺には優しく聞こえ、くすりと笑みしながら、圭吾にされるがままにドライヤーで頭を乾かされ。

「ん、もういいって…、圭吾…」

ガシガシと力後なしに髪を掻き乱され、髪は段々と乾いていく。

「もう少しだから、我慢しろ」

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