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そして僕等は絡み合う

第4章 人見 聡右の場合

アパートに戻り、今日もチャットルームをチェックする。


まだ現れては無いけど…油断が出来ない。


まだ、チャットで騒いでる分にはいい。


直接マヨピョンに何かされたら…。


一応、携帯の連絡先を交換してる人も居るから、自分がログインしてなくても、連絡が来るようにしてある。


さっきの西垣さんの暢気っぷりが、目に浮かぶ。


「たく…皆がこんなに心配しているのに…。」


何か腹ただしくなってきた。


頼まれた、仕事をある程度進めて、一段落した時には、すっかり夜になっていた。


流石にお腹が、空いていた。


「おでんでも買いに行くか…。」


近くのコンビニに行こうとして、外に出ると。


「あ~!人見~ん、発見!」


そう言って、高橋さんが声を掛けて来た。

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