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そして僕等は絡み合う

第4章 人見 聡右の場合

でも、単純にモデル業界なんだから、海外メディアも関わるんだと思った。


「ここにのさぁ~。翻訳機能付けたいんだけど、訳解らなくて~。画像貼り付けるくらいしか出来ないのにさぁ~。」


「…何で、作らされてるんですか?」


「管理しろって!まあ現地の状況とか、リアルに伝えられる様にじゃないかな?」


「現地…そうですか…これ急ぎますか?」


「う~ん、急がないよ。実際使うのは来年だし!」


「少し時間頂ければ、やりますけど…。自分も急ぎが入って…。」


マヨピョンの事を先に解決しないと、何かと響くな…。


「え~マジ!構わない、構わない!ラッキー有難う~!」


何だろうか…高橋さんのノリがマヨピョンを彷彿させる…。


「また、なんでもするからね~。急ぎってマヨピョン?」


ドキン…。
本当に、この人は…然り気無く核心衝く。


相談してみようかな…女性の扱い慣れてそうだし。


「高橋さん…ご相談…していいですか?」


そう言うと、高橋さんはニッコリと笑った。

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