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そして僕等は絡み合う

第4章 人見 聡右の場合

不思議な二人だな…。


そんな事を思いながら、部屋に戻りパソコンの前に座る。


チャットルームに入る。


常連の挨拶が、一気に始まる。


マヨピョンが入ってくるのは、明日の予定だ…。


マッドも何故か、マヨピョンの入室日には現れない…
何か企んでそうだな…。


すると、予想外な事が起きた!


チャットルームも騒然とする。


マヨピョンとマッドが、同時に入室してきた。 


「なっ!」


どうしよう…一か八かで、下に行ってみるか。


でも違ったら…。


チャットルームの様子をしばらく伺ってみた。


いきなりのマヨピョンの登場に一部のファンは素直にボルテージが上がる。


『こんばんは~マヨピョンだピョン!』


『マヨピョンだ!』
『こんばんは!』
『サプライズだピョン!』


そして、マッドも勿論…


『マヨピョン…愛してるよ~。』


端から見たら普通な書き込みも、マッドを知ってる仲間からしたら、腹ただしい。 


『みんな~私も大好きだピョンピョン!』 


普段なら可愛いと思えるのに…

色々、複雑な気分だな。

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