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そして僕等は絡み合う

第4章 人見 聡右の場合

事が大きく成らない様に、見守る。


『マヨピョン、プレゼント…気に入ってくれたかな?』


ドクン…発信器の事だ。


マヨピョンには、マッドが特定出来てないだろう。


『みんなからたくさん貰ったピョン!全部大事にするピョ~ン!』


ま…それしか言いようがない。


状況を知ってる住人は、歯痒いし悔しくなる。


これは明らかに、挑戦をしかけてるんだ。


『マヨピョン…僕だけのマヨピョンになって欲しい』


マッド…いきなり、来たか…みんな、大人しくしててくれ。


『マヨピョンは、みんなのマヨピョンだピョン!君のハートには、いるピョンよ!』


かわすのだけは上手いな…何か複雑な気分だ。


しかし…空気は一変していく


『嫌だ!みんなじゃなく!本当にマヨピョンを手に入れたいんだ!』


流石に、これにはマヨピョンも住人も動揺した。


一気にルームが、荒れ始める。


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